この記事は2022年10月24日に「月刊暗号資産」で公開された「ブロックチェーンゲーム専門NFT市場「Zaif INO」が近日中に提供開始へ」を一部編集し、転載したものです。
株式会社CAICA DIGITALは21日、子会社のカイカフィナンシャルホールディングスがブロックチェーンゲーム専門NFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「Zaif INO」を近日、提供開始することを発表した。
Zaif INOはNFTの一次販売に特化したNFTマーケットプレイスで、NFTにおける新規プロジェクトの立上げや、スケールアップさせるタイミングで活用できるサービスであるという。そのため、販売されるNFTには付加価値が付く可能性が高く、ユニークで価値があるNFTの初期ホルダーになることが可能だと説明している。
購入側のメリットとして、「Zaif INOでしか手に入らない限定のNFTを購入できる」、「審査性を導入することによりNFTのクオリティを担保している」「プロジェクト先行販売の権利を手に入れれば一般販売よりも早く購入できる」などが挙げている。また、販売側のメリットでは「通常販売以外にホワイトリスト(先行販売)を対象としたプレセールができる」、「購入するタイミングで毎回ランダムにNFTが選ばれる仕組みの機能を用意」、「マルチチェーンに対応している」を列挙した。
Zaif INOは様々なブロックチェーンゲームやGameFiのプロジェクトニーズをカバーする目的で、以下5つのブロックチェーンに対応するようだ。
- イーサリアム(ETH)
- ポリゴン(MATIC)
- BNBチェーン(BNB)
- アバランチ(AVAX)
- アスター(ASTR)
パブリックチェーンを活用することにより、海外のブロックチェーンゲーム・GameFi企業との連携も視野に入れているという。
プレスリリースによると、多くのNFTマーケットプレイスは誰もが自由に作品を出品することができるが、Zaif INOでは出品されるNFTの事前審査を導入している。CAICA DIGITALは、この事前審査によってNFTのクオリティを維持担保していると説明した。
今後、Zaif INO はZaifブランドを活用したマーケティング活動を行っていく予定とのことだ。
Zaif INOでは様々なWeb3.0企業とのコラボレーションを予定している。NFTを出品するゲーム開発企業など、決定次第、発表を行うという。
今月17日にZaifが発表したプレスリリースによると、Zaif INOは11月にスタートする予定としていた。またその際、ブロックチェーンゲーム開発企業であるメタバース社が開発した「CHAIN COLOSSEUM PHOENIX」のゲームキャラクターNFTを販売すると明らかにしている。(提供:月刊暗号資産)