この記事は2022年12月5日に「月刊暗号資産」で公開された「bitFlyer、ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始へ」を一部編集し、転載したものです。


bitFlyer
(画像=piter2121/stock.adobe.com)

国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerは5日、新たにジパングコイン(ZPG)を取扱い予定であることを発表した。

同取引所のアルトコイン販売所にて取扱いが開始される予定だ。なお、取扱い開始日など詳細については改めて発表するとしている。

ジパングコインは今年7月からDMM Bitcoinにおいて取扱いが開始されている。bitFlyerが正式に取扱いを開始した場合、国内2例目の上場事例となる。

ジパングコインは三井物産デジタルコモディティーズが発行し、インフレヘッジ機能などの金の特性を備えつつ、デジタル化による利便性と小口化を実現した暗号資産だ。1ZPGあたりの価格はロンドンにおける取引市場の金価格を基準として、金現物1グラムと同価値になるように調整されている。

ジパングコインの基盤となっているブロックチェーンは、bitFlyer Blockchainが開発した「miyabi」だ。miyabiはコンセンサスアルゴリズムとして独自の「BFK2」を採用しており、1秒あたり4,000 件の処理を行うことができるプライベートブロックチェーン。賃貸不動産管理や保険事務など様々なユースケースを想定している。

bitFlyerはプレスリリースで、「今後も積極的に新規暗号資産の取り扱いを増やしていくことで、お客様の投資機会、アセットアロケーションの選択肢を増やしていくことに努めてまいります」と述べている。(提供:月刊暗号資産