この記事は2023年1月30日に「CAR and DRIVER」で公開された「メルセデス・マイバッハの特別限定モデル「Limited Edition Maybach by Virgil Abloh」が日本上陸」を一部編集し、転載したものです。
ファッションデザイナーの故ヴァージル・アブロー氏とメルセデスのデザイン最高責任者ゴードン・ワグナー氏が立ち上げた「Project MAYBACH」にインスパイアされた、メルセデス・マイバッハSクラスの特別仕様車「Limited Edition Maybach by Virgil Abloh」が日本デビュー。販売台数は世界限定150台のうちの13台限定
メルセデス・ベンツ日本は2023年1月26日、メルセデス・マイバッハSクラスの特別仕様車「Limited Edition Maybach by Virgil Abloh(リミテッド・エディション・マイバッハ・バイ・ヴァージル・アブロー)」を発表し、同日より予約注文の受付を開始した。車両価格は5600万円で、販売台数は世界限定150台のうちの13台限定。ユーザーへの納車は、本年5月以降を予定している。
今回の特別仕様車は、世界的なファッションデザイナーで、惜しまれながら2021年11月に逝去した故ヴァージル・アブロー氏と、メルセデスのデザイン最高責任者ゴードン・ワグナー氏が2021年に立ち上げた「Project MAYBACH(プロジェクト・マイバッハ)」にインスパイアされたスペシャルモデルだ。Project MAYBACHの核となるテーマは“自然”で、アブロー氏の遺したコンセプトカーはオフロードの環境下で走ることを想定した電気自動車でありながら、伝統的な都市型ブランドとしての「洗練されたラグジュアリー」を再定義している。
Limited Edition Maybach by Virgil Ablohのベース車は、パワートレインに「M279」5980cc・V型12気筒OHC直噴ガソリンツインターボエンジン(最高出力612ps、最大トルク900Nm)+9G-TRONIC(電子制御9速AT)+4MATIC(4輪駆動システム)を採用するメルセデス・マイバッハS680 4MATIC。外装色は自然の砂漠をイメージしたコロラドベージュ(ソリッド)と光沢のあるオブシディアンブラックメタリックを組み合わせた専用2トーンペイントで仕立て、ここに専用コロラドベージュペイント20インチディッシュアルミホイール(鍛造)を装着して、Project MAYBACHを想起させる斬新なエクステリアを創出した。
インテリアに関しては、外装色と同系のコロラドベージュインテリアトリムとブラックのナッパレザールーフライナーを採用することで、メルセデス・マイバッハを体現する美しさと高級感の中にProject MAYBACHの世界観を演出。また、Virgil Ablohロゴ入りのセンターコンソール/イルミネーテッドステップカバー/クッションや、専用フロアマット、専用MBUXメニュー画面、Burmesterハイエンド4Dサラウンドサウンドシステム、後席左右独立シート、クーリングボックス、後席格納式テーブル、シャンパングラス(2脚)、専用ギフトボックスなどを特別装備する。さらに、MANUFAKTURレザーパッケージとハイエンドインテリアパッケージを標準で採用した。
なお、メルセデス・ベンツ日本はLimited Edition Maybach by Virgil Ablohの実車を東京・銀座にオープンしたスターズ@メルセデス・ベンツ銀座にて2023年1月27日から2月7日まで、メルセデス ミー大阪にて2023年2月10日から2月21日まで特別展示。また、コンセプトカーのProject MAYBACHの実車をメルセデス ミー東京にて2023年1月27日から2月19日まで特別展示する。
(提供:CAR and DRIVER)