この記事は2023年2月21日に「CAR and DRIVER」で公開された「「ストーリー(story)」のサブネームを加えた第4世代のミツオカ・ビュートが先行予約の受付をスタート」を一部編集し、転載したものです。
光岡自動車が人気コンパクトカーの「ビュート」の後継モデルとなる「ビュート・ストーリー」を公開し、合わせて先行予約の受付を開始。ベースモデルはトヨタ・ヤリスに刷新。発売は今秋を予定
光岡自動車は2023年2月17日、人気コンパクトカーのビュート(Viewt)の後継モデルで、実質的な4代目となる「ビュート・ストーリー(Viewt story)」を公開し、同日より先行予約の受付を開始した。合わせてビュート・ストーリーの専用ウェブサイトを開設。発売は今秋を予定する。
車種展開は以下の通り。
■1リットル直列3気筒ガソリンエンジン+CVT
10DX:2WD308万円
10LX:2WD323万4000円
■1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+6MT
15DX:2WD347万6000円
15LX:2WD363万円
■1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+CVT
15DX:2WD354万2000円/4WD374万円
15LX:2WD369万6000円/4WD386万1000円
■1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+モーター+CVT
ハイブリッドDX:2WD399万3000円/E-Four420万2000円
ハイブリッドLX:2WD410万3000円/E-Four429万円
今年でデビュー30周年を迎えたビュートは、1993年1月20日の発売以来、コンパクトな英国車風のデザインや上質なシートなどで人気を博し、3世代に渡る累計販売台数は1万3000台あまりを数える。実質的な第4世代の新型ビュート・ストーリーは、3代に渡ってベース車両として使用してきた日産マーチから、トヨタ・ヤリスへと変更。これに伴い、ガソリンエンジン車だけではなく、ハイブリッド車もラインアップに加えることができた。
エクステリアに関しては、輝く瞳のような丸型2灯式ヘッドランプやハート型のフロントグリルなど、初代から受け継ぐレトロで愛らしい“丸”デザインを基調としたうえで、より優しくて大人っぽく、かつ上質なスタイリングを創出。足もとには5.5J×14スチールホイール+175/70R14タイヤ(ガソリン車2WD/4WD、ハイブリッド2WD)または6J×15スチールホイール+185/60R15タイヤ(ハイブリッドE-four)を標準で、6J×15アルミホイール+185/60R15タイヤをオプションで装着する。一方で内装は、機能装備をグレードアップするとともに、8色から選べるレザーシートや加飾パネルセットなどを設定。フロントシートはヘッドレスト一体型を標準で、コンフォートシートセットや運転席および助手席ターンチルトシートをオプションで採用する。また、内外装のアレンジをユーザーの好みの組み合わせで選択できる「Myビュート」を新規に用意した。
パワートレインは1リットル直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WD(FF)、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+6MTの2WD(FF)、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WD(FF)と4WD、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+モーター+CVTで構成するハイブリッドの2WD(FF)とE-Fourを設定。先進安全運転支援システムとして、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト[LTA]、レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビーム[AHB]、ロードサインアシスト[RSA]、先行車発進告知機能[TMN]、セカンダリーコリジョンブレーキ[SCB]、車両接近通報装置、バックガイドモニターを標準で、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)やブラインドスポットモニター[BSM]、パノラミックビューモニターをオプションで設定している。
(提供:CAR and DRIVER)