ライダーを主役にしたデザイン 中国発電動バイク「GOWOWゴーワオ」日本デビュー
(画像=「Moto megane」より引用)

モータリスト合同会社は、中国発MODE社の電動モーターサイクルブランドGOWOW(ゴーワオ)の取り扱いを開始すると発表した。同ブランド最初のモーターサイクル「ORI(オーリ)」を、3月17日から開催される大阪モーターサイクルショーにて初公開する。続く3月24日より開幕する東京モーターサイクルショーの会場では、モータリストのブースで展示し、また、4月18日から開催されるモータリスト試乗会では実際に車両を試すことができる。

GOWOW、日本デビュー!

ライダーを主役にデザインされた中国生まれのクリーンエナジーソリューション
大阪モーターサイクルショーでデビュー!

モータリスト合同会社(東京都大田区)は他に先んじて脱炭素化社会にコミットし、オリジナルの電動モーターサイクルの企画開発をはじめ、先進的なE―モビリティを数多く扱うことで知られてきた。モータリストが考える、モータリストを幸せにする商品のコンセプトに正に合致する新しいブランドが、GOWOW(ゴーワオ)だ。中国生まれにこのブランドは、その多くのコンポーネンツを自社開発することで既存のモーターサイクル・サプライチェーンに依存せずに商品を企画・開発できることを強みとし、従来の発想にとらわれない商品づくりを実現した。その最初のモーターサイクルが、このたび紹介するORI。各地のショーで大きな注目を集め、その美しいデザインと、秘められた走りの楽しさが高く評価されてきた。続く日本でのデビューの場としてGOWOWが選んだのが、3月17日から開催される大阪モーターサイクルショーだ。ほかに似たプロダクトが存在しない個性と、「星空のような」デザインが注目を集めることは間違いないだろう。続く3月24日に開幕する東京モーターサイクルショーの会場では、モータリストのブースで展示し、デビューを飾る形になる。なお、4月18日から開催されるモータリスト試乗会の場でもテストライドをお楽しみいただける予定。

GOWOWとは:
中国の首都・北京市にオフィスを構え、また北京郊外に工場を構えるMODE社は、それまで輸入品が占めていた電動ホイストの国内生産を目指し、2007年に創業したメーカーだ。2008年には自社商品を北京オリンピックの会場として知られる「鳥の巣(Bird’s Nest)」にスポンサーとして投入、その商品の信頼性と知名度を決定づけることとなった。2013年にはヨハネスブルグに事務所を開設、2015年にはニューヨークに事務所を開設するなど海外進出を積極的に手掛け、商品ラインアップも超小型の個人向け避難器具から、工業用の大型ホイストまで多岐にわたっている。ビジネスの60%以上が海外との取引であるところも、MODE社の大きな特徴の一つだ。
そのMODE社が、まったくそれまでの商品とは異なる「E-MOBILITY」を突如登場させた。多くの企業の電動モ
ーターサイクルビジネスへの参入が相次ぎ、モーターやバッテリーをはじめとする主要なコンポーネンツが入手しやすくなってメーカーが乱立気味の中にあって、あえて自社開発のコンポーネンツの採用にこだわり、また他にない革新的なスタイリングと、「人」を主にした造り、そのための技術、そしてスポーツする楽しさの追求にこだわって作り上げたのがこのGOWOW最初のモーターサイクル、ORI(オーリ)なのだ。

GOWOW ORI:
GOWOWが考える美しく、スポーティーなニュー・エナジー・ビークル。出来上がった商品がゴールではなく、その商品を使って遊び、人生を豊かにしていくことこそが望みだ、という開発懇切とは、その隅々にまで息づいている。初めてモーターサイクルに挑んだとは思えないつくりの良さはMODE社の豊かな工業製品における経験が巧みに生かされ、また早くから世界を相手にビジネスを行ってきた同社のカルチャーが、高いクオリティへのコミットにつながっている。

ライダーを主役にしたデザイン 中国発電動バイク「GOWOWゴーワオ」日本デビュー
(画像=「Moto megane」より引用)

その技術は、技術のためというよりは人のため。乗り手のために生み出した新しい技術は、ひるがえって環境問題への回答となり、また持続的な成長に欠かせないもののはず、という考えで採用されたものだ。それは同時に、スポーツマインドを刺激し、人としてのさらなる楽しみの追求、すなわちモーターサイクルが本質的に持つ喜びの要素を拡大させるものでもあるという。
ORIのモデル名は、ORIONから。天空に輝くオリオン座は冬空の代表的な星座であり、東から登って西に沈むその姿は常に旅人や狩人の目標ともなってきた。GOWOWの最初のATB(オールテレインバイク=全方位を楽しむことのできるバイク)としてデビューしたORIは、オリオン(オライオン)から想起されるように、地球の旅人たちに長く将来にわたってその道しるべとなるようなライディングエクスペリエンスを提供できるバイク、として名付けられたのだ。

ORIのつくり:
軽量で直線的にデザインされたボディは、フレキシビリティに富む構造ながら高剛性のアルミニウム合金製。ロードスポーツのようなツイン・スパー・フレームの堅牢な構造がバッテリーという重量物を器用に収納している。一方で、シートレールやダウンチューブへの剛性の分散を見事にこなし、これをフルカバーすることで、ダートバイクに求められる厳しい耐水、耐塵性能を両立させ、IPX7という高い水準に仕立て上げられた。特徴的な4リンクデザインのサスペンションも自社開発だ。高性能なバッテリーも自社開発のBMSを搭載し、限られたスペースながら大容量を確保した。モーターメーカーならではの自社開発の高出力モーターもORIのキャラクターづくりに大きく貢献している。

ライダーを主役にしたデザイン 中国発電動バイク「GOWOWゴーワオ」日本デビュー
(画像=「Moto megane」より引用)

ORIはまた、4つのモードを自在に変化させることのできるアプリを用意している。
アプリによってさまざまなライディングエクスペリエンスを楽しめるばかりか、将来のアップグレードにも対応できるため、愛車の陳腐化を懸念する必要もないのだ。
電動モビリティにいち早く着目し、自社ブランドの商品をはじめ、多くの電動モーターサイクルやeBike(電動アシスト自転車)に取り組んできたモータリストでは、GOWOWを将来の電動モビリティにおける重要なパートナーと位置づけ、取り扱いを開始することを決断した。ほかにない商品デザイン、楽しさの提供はモータリストのコンセプトと一致しており、ともに将来に向けて成長していくことのできるブランドと確信している。GOWOWはモータリスト・eディーラーで取り扱いを開始するとともに、多くの新規販売店を迎え、モーターサイクルシーンに新しい風を吹き込んでいく。

ライダーを主役にしたデザイン 中国発電動バイク「GOWOWゴーワオ」日本デビュー
(画像=「Moto megane」より引用)

GOWOW ORI 仕様諸元

ライダーを主役にしたデザイン 中国発電動バイク「GOWOWゴーワオ」日本デビュー
(画像=「Moto megane」より引用)

希望小売価格:1,100,000円(消費税10%込み:1,210,000円)

リリース提供元:モータリスト合同会社