世界5大ウイスキーの中でも特に長い歴史を持ち、時代の変化に翻弄されてきたアイリッシュウイスキー。
伝統的な製法を守り続けてきた蒸留所の銘柄や、新規精鋭の若い蒸留所の銘柄など、特徴の異なるウイスキーがあります。

今回は、苦難の時代を乗り越え、近年また人気が戻ってきたアイリッシュウイスキーの、おすすめ銘柄をご紹介します。
初心者の方から愛好家の方まで楽しめるラインナップになっていますので、これからご紹介する銘柄をぜひ試してみてください。

この記事の監修者

浅野まむ
(画像=「whiskeen」より引用)

浅野まむ

お酒とBarを愛しています。バーテンダー歴8年、現在ライター。ウィスキーエキスパート資格持ち。 1人で飲むのも、大勢で飲むのも、2人で飲むのも、なんでも好きです。

アイリッシュウイスキーについておさらい

whiskeen
(画像=「whiskeen」より引用)

おすすめ銘柄をご紹介する前に、アイリッシュウイスキーについて簡単に説明します。
アイリッシュウイスキーは世界5大ウイスキーの1つで、アイルランドおよび北アイルランドで製造されたウイスキーです。
原料や製法について法律で定められており、定義に当てはまるものだけがアイリッシュウイスキーを名乗れます。

一般的にシャープですっきりした味わいが特徴で、雑味が少なく飲みやすいため、ウイスキー初心者でもチャレンジしやすい銘柄が多くそろっています。

13〜15世紀頃に民間に広まったとされ、長い歴史を持つアイリッシュウイスキーですが、1900年以降のさまざまな情勢の変化に伴い、表舞台から消えていました
しかし、アイルランドの実業家ジョン・ティーリング氏をはじめとするウイスキーの造り手の努力により、近年はまた人気を取り戻し、復活を遂げています。