この記事は2023年5月21日に「CAR and DRIVER」で公開された「ボルボXC40が仕様変更。特別仕様車として人気を博した「アルティメットB4 AWD ダークエディション」を通常モデルとして追加設定」を一部編集し、転載したものです。


ボルボがプレミアムコンパクトSUVのXC40の48Vハイブリッドモデルをマイナーチェンジ。車種ラインアップの変更や機能装備の拡充、ボディカラー設定の見直しなどを図るとともに、新価格を適用

ボルボ・カー・ジャパンは2023年5月18日、人気プレミアムコンパクトSUVのXC40の48Vハイブリッドモデルをマイナーチェンジして新価格を適用し、同日より発売した。

【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲ボルボXC40の48Vハイブリッドモデルが仕様変更。車種ラインアップとしては、昨年10月に特別仕様車として発売したアルティメットB4 AWD ダークエディションを通常モデルとして設定。また、従来のエントリーグレードを廃止するとともに、ミドルグレードの「プラス プロ」の名称を「プラス」に変更する

車種展開は以下の通り。

XC40プラスB3:529万円

XC40プラスB4 AWD:559万円

XC40アルティメットB4 AWD:609万円

XC40アルティメットB4 AWD ダークエディション:609万円

【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲ボルボXC40 アルティメットB4 AWD ダークエディション 価格:7DCT609万円 全長4440×全幅1875×全高1655mm ホイールベース2700mm 車重1720kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.2km/リットル グロッシーブラックで仕立てたフロント格子状グリルを採用

今回の仕様変更は、車種ラインアップの改定や機能装備の拡充、ボディカラー設定の見直しなどを図ったことが特徴である。

まず車種ラインアップに関しては、昨年10月に特別仕様車として発売して人気を博したアルティメットB4 AWD ダークエディションを通常モデルとして設定。同車はエクステリアにグロッシーブラックで仕立てたフロント格子状グリルやサイドウィンドウトリム、リアスキッドプレート、インテグレーテッドルーフレール、ドアミラーカバー(オニキスブラックのボディカラーはボディ同色)を、インテリアに格子模様パターンのカッティングエッジ・アルミニウムパネルやテイラードシルクメタル・スポーツステアリングホイール、チャコールのシフトノブ、専用フロアマット、チャコールのスウェードテキスタイル/マイクロテック・コンビネーション表皮シート(ホワイトパイピング)などを特別装備する。また、従来のエントリーグレードを廃止するとともに、ミドルグレードの「プラス プロ」の名称を「プラス」に変更した。

【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲アルティメットB4 AWD ダークエディションはサイドウィンドウトリムとインテグレーテッドルーフレールをグロッシーブラックで仕立てる
【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲テイラードシルクメタルを配したスポーツステアリングホイールを装着。日本導入モデルのハンドル位置は右
【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
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▲インパネとドアトリムに格子模様パターンのカッティングエッジ・アルミニウムパネルを配備
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▲チャコールのシフトノブを装備
【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲スウェードテキスタイルとマイクロテックを組み合わせたチャコール色のコンビネーション表皮シートを採用

機能装備については、全モデルで「Googleアプリ/サービス」および「ボルボ・カーズ・アプリ」の無償利用可能期間を従来の4年間から5年間に延長したことがトピック。また、プラスB3とプラスB4 AWDはエアピュリファイヤー(PM2.5センサー付)を、アルティメットB4 AWDとアルティメットB4 AWD ダークエディションはピクセルLEDヘッドライト(フルアクティブハイビーム付)およびLEDフロントフォグライト(コーナリングライト機能付き)を新たに標準で装備した。

一方、ボディカラーでは従来有償色であったメタリックペイントとプレミアムメタリックペイントの標準化を実施。また、新色としてクラウドブルーとヴェイパーグレーメタリックを設定した。

【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲ボルボXC40 アルティメットB4 AWD 価格:7DCT609万円 全長4440×全幅1875×全高1655mm ホイールベース2700mm 車重1720kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.2km/リットル ピクセルLEDヘッドライト(フルアクティブハイビーム付)とLEDフロントフォグライト(コーナリングライト機能付き)を新たに標準装備
【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲テイラードシルクメタルステアリングホイールやドリフトウッドパネルなどを専用装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲専用オレフォス社製クリスタルシフトノブを配備
【CD取材ノート】ランボルギーニV12初体験はディアブロ。でも助手席に腰掛けただけでした!?  by 大谷達也
▲ブロンド(写真)またはチャコールの本革シートを装着

パワートレインは基本的に従来と共通で、B4系に1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボガソリンエンジン(197ps/300Nm)+電気モーター(8.5kW/29Nm)+駆動用リチウムイオンバッテリー(容量8Ah)+7G-DCT+電子制御AWDシステムで構成する48Vハイブリッドシステムを、B3系に1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボガソリンエンジン(163ps/265Nm)+電気モーター(8.5kW/29Nm)+駆動用リチウムイオンバッテリー(容量8Ah)+7G-DCT+前2輪駆動で構成する48Vハイブリッドシステムを搭載している。

Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER