トレードに必要な正しい知識をどうやって身に着ける?

相場の動き方には理由があるわけです。 例えばアメリカの金利が上がるとやっぱりドルが買われますよね。そして、日本の貿易収支の赤字がどんどん増えて円が売られますよね。いろいろなミクロ・マクロの数字を考えながら、どちらに行くのかなというのを考えます。

ところがですね、ファンダメンタルズだけでは相場は動かないんですよね。例えば、チャートでこのレベルをみんなが意識してる200日移動平均線が137円になるとします。ここに行って切らなければまた下に落ちるとか、こういったテクニカル分析を考えている人もいっぱいいるわけです。
相場の見方としては、いわゆるファンダメンタルズ分析それからテクニカル分析は王道だと思うんですけども、その両方とも大事だと思います。

ファンダメンタルズ分析は、外為どっとコムがいっぱい情報をくれますので、私はそれを全部見ています。自分の考え方とファンダメンタルの動きが正しいのかをまず考えて、それからテクニカル分析もずっと見てます。

もちろん四六時中見てるわけにはいかないんですけれども、例えば60分足はどうなったのか、1日の足はどうなったのか、見ています。中長期のものについては自分で記録を取るのも大事だと思います。

ファンダメンタルズ分析とそれからテクニカル分析の両方をマスターしろとは言いませんけれども、それを毎日ご覧になって、どうして動いたのかどうしてこうなったか後から考えるのも重要ですよね。

相場の見通しを当てるのは大変難しいんですけれども、相場が動くには理由があるというのを、後から考えるのもトレードに役に立ちますよね。
大変だと思いますけれども一緒にやっていきましょう!

【酒匂隆雄のFXお悩み相談室】

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2023/5/25~

目次

0:00 オープニング
0:06 ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析どちらも大事
1:44 お悩み・相談を大募集!

「酒匂隆雄のFXお悩み相談室」とは?

皆様からお寄せいただいた外国為替に関する素朴な疑問や、FXの取引手法に関するご質問などに、往年の東京市場の名外為ディーラーである酒匂隆雄氏がお答えします。

酒匂隆雄のFXお悩み相談室
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)
酒匂隆雄
酒匂隆雄氏
酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表 1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任。 その一方で2000年には日経アナリストランキング・為替部門にて第1位を受賞するなど、コメンテーターとしても高い評価を得ている。

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