外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年7月21日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼20日(木)の為替相場
(1):本邦貿易収支 約2年ぶりの貿易黒字
(2):豪雇用統計は良好な結果
(3):良好な米新規失業保険申請件数を受けてドル買い優勢
(4):米住宅関連指標は予想以下

▼20日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:大幅に上伸する公算は小さい/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

20日(木)の為替相場

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期間:20日(木)午前6時10分~21日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):本邦貿易収支 約2年ぶりの貿易黒字

日本6月貿易収支は原油安などで輸入が減少したことから430億円の黒字となった。貿易黒字は2021年7月以来、ほぼ2年ぶり。市場予想は467億円の赤字だった。

(2):豪雇用統計は良好な結果

豪6月失業率は3.5%と市場予想(3.6%)を下回り、2022年10月に記録した過去最低水準の3.4%に再び接近。豪6月新規雇用者数は3.26万人増と市場予想(1.50万人増)を上回る堅調な伸びとなった。雇用統計の良好な結果を受けて豪中銀(RBA)が8月に利上げを再開するとの観測が高まり豪ドルが上昇した。

(3):良好な米新規失業保険申請件数を受けてドル買い優勢

米新規失業保険申請件数は22.8万件と2カ月ぶりの低水準を記録。市場予想(24.0万件)や前回(23.7万件)を下回った。米労働市場の堅調ぶりが示されたことで景気後退懸念が和らぎ米長期金利が上昇するとドル買いが優勢となった。

(4):米住宅関連指標は予想以下

米6月中古住宅販売件数は年率換算416万件と市場予想(420万件)をやや下回った。しかし、市場に反応は見られず、ドルは米長期金利の上昇が続く中で買いが継続した。

20日(木)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:本邦CPIに反応を示す可能性

昨日のドル/円は140円台を回復して続伸。東京市場では139.11円前後に弱含む場面もあったが、NY市場に入ると米新規失業保険申請件数の減少を受けて米長期金利が上昇する中、140.50円付近まで反発した。なお、140円台の回復は米6月消費者物価指数(CPI)の鈍化が確認されドルが急落した先週12日以来。

本日は午前8時30分に発表される日本6月CPIに注目したい。18日の植田日銀総裁の発言により、日銀が来週27-28日の金融政策決定会合で金融緩和策の一部修正を行うとの観測が後退。これが足元のドル高・円安の原動力のひとつと見られるだけに、日銀が注目するコアCPI(除生鮮食)の結果にドル/円が強い反応を示す可能性がある。コアCPIの市場予想は前年比+3.3%で、前月の+3.2%から小幅に伸びが加速すると予想されている。ドル/円の上値メドは7月前半の下げ幅の半値戻しにあたる141.15円前後、下値メドは日足一目均衡表の雲上限が通る139.25円前後と見ている。

注目の経済指標:英小売売上高

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注目のイベント:特になし

特になし

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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