飲食業の倒産件数が過去最多に
飲食業はコロナ禍の影響で休業や時短営業に追い込まれ、ここ数年厳しい状況が続いており、協力金や支援金で何とか経営を維持してきた企業は少なくない。
こうした支援策が終了したところに、エネルギ―価格や物流費、人件費などの上昇が重なったことで倒産が増加しており、東京商工リサーチの調べでは、2023年上期の飲食業倒産(負債1000万円以上)は424件(前年同期は237件)と前年同期に比べ78.9%も増加した。
東京商工リサーチは「食材費や電気代の高騰によるコストアップが重く、2023年の飲食業倒産は過去最多を更新する可能性も出てきた」としている。
文:M&A Online