外為どっとコム トゥデイ
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主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年8月8日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼7日(月)の為替相場
(1):日銀「主な意見」公表
(2):FRB高官発言
(3):ピルMPC委員「食品価格が大きく下がらない可能性」

▼7日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:方向感が定まりにくい値動き/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

7日(月)の為替相場

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期間:7日(月)午前7時00分~8日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日銀「主な意見」公表

日銀はイールドカーブ・コントロール(YCC)の柔軟化を決めた7月27-28日の金融政策決定会合における「主な意見」を公表。委員からは「物価の上振れ方向の動きが続く場合、長期金利を厳格に抑えることで債券市場の機能などに影響が生じるおそれがある」や「市場に金利形成を極力委ねることが重要だ」、「将来的なリスクへの予防的措置として金利操作を柔軟化する」といった意見が相次いだ。一方、「現在の物価上昇は輸入インフレの域を出ておらず運用の柔軟化は中小企業の賃上げや稼ぐ力を確認した上で行うほうが望ましい」という否定的な意見も出ていたことがわかった。なお、同会合では9人の政策委員のうち賛成8、反対1でYCCの柔軟化を決定した。

(2):FRB高官発言

米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は「インフレを目標の2%に低下させるには、追加利上げが必要になる可能性が高い」「追加利上げと、金利をいつまで景気抑制的な水準にとどめる必要があるかを検討する際、インフレ率が目標に向かって有意に下降線をたどっているという一貫した証拠を探すつもりだ」との主張を改めて展開した。一方、NY連銀のウィリアムズ総裁はこれより前に「景気抑制的なスタンスを当面は維持する必要がある」とした上で「インフレ率が下がり続ける場合は2024年か2025年に金利を引き下げる必要があるかもしれない」との見解を示した。

(3):ピルMPC委員「食品価格が大きく下がらない可能性」

英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)メンバーでチーフエコノミストのピル氏は「英国のインフレには両サイドのリスクがある」とした上で「現時点のわれわれの予想は、食品価格のインフレが今年末までに約10%に向けて鈍化し、来年には一段と減速するということだ」とし「それでも非常に心地よい水準とはいえない」と述べて、食品価格が現在の高水準から大きく下がらない可能性があるとの見解を示した。

7日(月)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:方向感が定まりにくい値動き

昨日のドル/円は142円台を回復して反発。前週4日の米7月雇用統計を受けて低下していた米長期金利が持ち直す中、ドル買いが優勢となり142.58円前後まで上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は「インフレを目標の2%に低下させるには、追加利上げが必要になる可能性が高い」と発言。NY連銀のウィリアムズ総裁は「景気抑制的なスタンスを当面は維持する必要がある」とした上で「インフレ率が下がり続ける場合は2024年か2025年に金利を引き下げる必要があるかもしれない」との見解を示した。

米金融政策を巡る手掛かりとして、市場は今週10日発表の米7月消費者物価指数(CPI)に注目している。米7月雇用統計の消化をひとまず終えて自律的に142円台を回復した本日のドル/円は、米CPI待ちで方向感が定まりにくい値動きとなりそうだ。なお、本日のNY市場ではハーカー米フィラデルフィア連銀総裁とバーキン米リッチモンド連銀総裁の講演が予定されている。

注目の経済指標:米貿易収支

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注目のイベント:FRB高官発言

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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