日経平均 | 32,059.91円 ▼413.74円 |
為替 | 1ドル=144.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億3,377万株 |
売買代金 | 3兆6668億62百万円 |
値上り銘柄数 | 621銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,168銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.29% |
市況概況
下値模索のなかで乱高下
日本市場が連休中の米国株は冴えない展開となり、祝日取引や夜間取引での先物が売られたことから売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しも入り、節目と見られる先週末の終値や32,500円を超えて一気に32,600円水準まで到達となった。ただ、特に理由があっての買い上がりでもなく、買戻し一巡となると再度手仕舞い売りに押されて軟調、安値圏での引けとなった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押され、後場は安値を更新して始まった。その後も下値を試す動きとなり、32,000円を意識する水準までの下落となった。さすがに引けを意識する時間帯からは目先筋の買い戻しも入り下げ渋りとなったが、特に材料のないなかで右往左往しながら下値模索が続き安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。リスク回避の流れで買われすぎ銘柄が売られるという状況だった。先物は特にまとまった売り買いが見られたということでもないが、一気に押し上げ押し下げるというようなまとまった売り買いも見られ、乱高下の要因となっていた。
中国の不動産不況=バブル崩壊の影響や米国債格下げから信用収縮の動きが強まっている感じだ。買い戻し以外に買いが入らないというような状況でもあり、買戻し一巡となったものから売られるということなのだろう。
ただ、割安感が強い銘柄も見られて、下げ渋りとなっており、まだ阿鼻叫喚の中での売り急ぎということでもない。下値模索のなかでどこかで売り急ぐ動きも出てくるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
連休前の状況から行って来いとなり、下値模索が続いている。75日移動平均線のサポートを確認する場面も出てきそうで、上値は25日移動平均線までということなのだろう。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。