日経平均 | 32,939.18円 △228.56円 |
為替 | 1ドル=146.18円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億9,673万株 |
売買代金 | 3兆2415億92百万円 |
値上り銘柄数 | 1,422銘柄 |
値下り銘柄数 | 373銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 129.08% |
市況概況
結局買い戻しも入り高値引け
週末の米国株はまちまちとなったが、月初の買いが継続となったことでもあり、買い先行の始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となるといったん下値を試すような動きもあったのだが、すぐに切り返して堅調な地合いが続き、指数に影響の大きな銘柄の買戻しなども交えながら高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も堅調な場面も見られたが後場が始まると改めて上値の重い展開となり、指数は小動きとなった。前場の高値を抜けきれずに上値の重い展開となったが、月初の買いが続いて買戻しも入り値持ちは良かった。値持ちの良さもあって最後は買戻しなどもあり、結局は高値引けとなった。特に売り材料がないなかで買戻しも交えて月初の買いで指数が押し上げられたという感じだった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも見られ冴えない展開だった。マザーズ指数やグロース指数は大きく下げることもなかったが、小幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく指数を大きく動かすようなこともなかった。売りにしても買いにしても急ぐようなこともなく、散発的にまとまった売り買いで指数を動かす場面も見られたが大きな動きは見られなかった。
上値の節目とみられる32,800円を超えて33,000円をうかがう展開となった。特に買い上がる材料があるということでもなく、月初の買いで上値を試すことになったが、ここで空売りが積み上がらなければ月初の買いが終われば手仕舞い売りに押されることになるのだろう。
先物・オプションSQ(特別清算指数)算出への思惑や日経平均の銘柄入れ替えなどに振らされての波乱もあると思うが、ここからは上がれば売り、下がれば買いということで良いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲を抜けたが今度は移動平均線からの乖離も大きくなってくるところであり、上値も重くなりそうだ。遅行スパンがローソク足の高値の日柄に応答してきており、ここが高値となる可能性も高いと思う。雲のサポートを確認するような場面もあるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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