外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年9月7日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼6日(水)の為替相場
(1):円安けん制発言の効果は一時的
(2):豪四半期GDPは予想通りの伸び
(3):BOE総裁、金利は「サイクルの頂点付近」
(4):米ISM非製造業景況指数は2月以来の高水準

▼6日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:148円視野 先高期待と介入警戒の綱引きに/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

6日(水)の為替相場

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期間:6日(水)午前6時10分~7日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):円安けん制発言の効果は一時的

財務相の神田財務官は足元の為替市場について「投機的な行動、ファンダメンタルズでは説明できない動きが見られる」として円安の動きをけん制。「高い緊張感を持って注視」「あらゆる選択肢排除せず対応」などと述べた。これを受けてやや円買いに傾く場面もあったが一時的だった。

(2):豪四半期GDPは予想通りの伸び

豪4-6月期国内総生産(GDP)は前期比+0.4%と、市場予想通りの伸びとなった。輸出や公共投資がけん引した一方、個人消費は物価高の影響などから前期比+0.1%に伸びが鈍化した(前回+0.2%)。なお、1-3月期GDPは+0.2%から+0.4%に上方修正された。

(3):BOE総裁、金利は「サイクルの頂点付近」

英中銀(BOE)のベイリー総裁は議会公聴会で証言を行い「多くの指標は、今のところ我々が想定していた通りに推移している」「指標はインフレ率の低下が続くことを示唆している」と述べた。また、「金利についてはサイクルの頂点にかなり近付いた」との見解を示し、利上げの終了が近いことを示唆した。

(4):米ISM非製造業景況指数は2月以来の高水準

米8月ISM非製造業景況指数は54.5と市場予想(52.5)を上回り2月以来の水準に上昇。内訳指数の仕入価格が58.9に上昇したほか、新規受注や雇用も前月を上回る好結果となった。これを受けて米経済の底堅さがあらためて意識されると米長期金利が上昇するとともにドルが強含んだ。

6日(水)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:148円視野 先高期待と介入警戒の綱引きに

昨日のドル/円は終値ベースでほぼ横ばい。本邦財務省筋の円安けん制にもかかわらず147.81円前後まで上昇して年初来高値をわずかに更新した。その後、147.02円前後まで調整する場面もあったが米8月ISM非製造業景況指数が予想を上回ると147円台後半へと持ち直した。米8月ISM非製造業景況指数は54.5と半年ぶりの水準に上昇。これを受けて米経済の底堅さが改めて意識されると長期金利の上昇とともにドルが強含んだ。円安けん制については昨日、神田財務官が「あらゆる選択肢を排除せず適切に対応する」と述べており、発言のトーンからは円買い介入の発動に一歩近付いた印象もある。

本日のドル/円は、米長期金利とドルの先高観から10カ月ぶりの148円台を窺いつつも、円買い介入への警戒感が円安の進行を抑える形で神経質な相場展開となりそうだ。

注目の経済指標:米新規失業保険申請件数

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注目のイベント:RBA総裁講演

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経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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