外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年9月14日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼13日(水)の為替相場
(1):英月次GDPが大幅に落ち込み
(2):ユーロ圏鉱工業生産が低下に転じるもユーロは底堅い
(3):米CPIを受けてドル円は乱高下

▼13日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:方向感が出ずらい相場展開/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

13日(水)の為替相場

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期間:13日(水)午前6時10分~14日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英月次GDPが大幅に落ち込み

英7月国内総生産(GDP)は前月比-0.5%と予想(-0.2%)を下回った。昨年12月以来の大幅な落ち込みとなったことで英経済の先行き不透明感が強まると一時ポンドが下落した。なお、同時に発表された英7月鉱工業生産は前月比-0.7%(予想-0.7%、前回+1.8%)、同貿易収支は140.64億ポンドの赤字(予想159.00億ポンドの赤字)だった。

(2):ユーロ圏鉱工業生産が低下に転じるもユーロは底堅い

ユーロ圏7月鉱工業生産は前月比-1.1%と市場予想(-0.9%)を下回り4カ月ぶりに低下に転じた。ユーロは欧州中銀(ECB)が翌日の理事会で追加利上げに動くとの観測が高まる中、底堅さは維持したものの域内景気の低迷が懸念されたため上値が重かった。

(3):米CPIを受けてドル円は乱高下

米8月消費者物価指数は前月比+0.6%、前年比+3.7%(予想+0.6%、+3.6%)となり、原油高などを背景に前年比の伸びが2カ月連続で加速した。一方、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比+0.3%、前年比+4.3%(予想+0.2%、+4.3%)で、前年比の伸びは約2年ぶりの低水準に落ち着いた。これを受けて米長期金利が急伸後に急低下したため、ドル/円も147.71円前後まで上昇したものの147円台前半に失速するなど乱高下した。

13日(水)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:方向感が出ずらい相場展開

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。米8月消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸びたことで147.70円台へと上昇したが今月7日に付けた年初来高値(147.87円前後)を前に伸び悩んだ。米8月CPIは前年比+3.7%と前月の+3.2%から伸びが加速したものの、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比+4.3%に鈍化して約2年ぶりの低い伸びにとどまった。このため米利上げ再開の期待は高まらず、米長期金利が低下に転じるとドルは上げ幅を縮小した。

本日のドル/円は、147円台後半が強い上値抵抗として改めて意識されそうなだけに、米長期金利の低下が続けば146円台に水準を下げる可能性もあろう。もっとも、米CPIをひとまず消化したことでドル/円相場の焦点は来週19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移ることになる。本日は欧州中銀(ECB)の金融政策決定とユーロの動きに関心が向かうと見られることもあって、ドル/円は方向感が出ずらい相場展開となりそうだ。

注目の経済指標:ECB政策金利

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注目のイベント:ラガルドECB総裁講演

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経済指標カレンダー

神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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