多様性が求められる出口戦略

最後にVC投資における出口戦略について、鎌田氏は、多様なEXITが必要だと強調した。IPOばかりに目が行くが、成長のスピードとそれを遂げるタイミングなどが考慮され、別の手段として、M&Aやバイアウトなど多様な手口が必要だと説く。川村氏は投資先だけでなく、既存の出資者ともコミュニケーションを欠かさず、常にどこがいくらなら引き取る意思があるのかを常に探り、把握しておくことが大切と述べた。

M&A Online

(画像=多くの参加者でにぎわった、「M&A Online」より引用)

イベント後半では、鎌倉に拠点を持つスタートアップ5社、VIE STYLEの今村泰彦代表、HARAPPAの塚越暁代表、グローバルエナジーハーベストの速水浩平代表、Carstayの宮下晃樹代表、inahoの菱木豊代表がピッチ(短時間プレゼンテーション)登壇した。

次回は9月27日に東京都で開催される。