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不動産投資で収益を上げようとしている企業が増えている。平成26年11月9日付の日本経済新聞によると、第一生命保険が伊保険最大手のゼネラリと共同で国内の賃貸マンションに投資することがわかった。投資期間は10年以上で、運用利回りは3%程度をめざすとのことだ。第一生命保険は今年の春にもゴールドマン・サックス系の資産運用会社と共に総額120億円規模の不動産投資を行ったことが話題になった。国債の運用利回りでは利ザヤが稼げないため、多少リスクをとっても高めの利回りを確保する姿勢が見られてきた。


企業だけでなく個人も不動産投資に意欲

実は企業だけでなく、個人でも不動産投資を考える人は増えている。不動産会社の担当者の話では中古ワンルームマンションや1棟アパートを購入したいという問い合わせが増えているということだ。マイホームを購入した人が不動産会社へ投資物件の問い合わせをすることもあるという。これから不動産投資を考えている人も多いのではないだろうか。


不動産投資の魅力は融資から生まれてくる

不動産投資を行う場合のポイントが資金調達手段だ。自己資金で購入代金の全額をまかなえる場合には投資物件をあきらめざるを得ないということはない。しかし、不動産投資の最大の武器であるレバレッジを効かすこともできない。借り入れを起こすことで初めて不動産投資のメリットを大きく享受することができるのだ。ということは、重要なのはどこの金融機関から融資を受けるべきかということになってくる。