ミウッチャ・プラダがプラダ財団のディレクターに就任
(画像=「セブツー」より引用)

「プラダ(PRADA)」は9月18日、プラダ財団(Fondazione Prada)のディレクターにミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)が就任したと発表した。プラダ財団は、1993年にミウッチャ・プラダとパトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)が創設した文化団体で、子どもや学生を対象にしたプロジェクトや、人文学、科学、視覚芸術における世界中の学校、大学、研究所と共同企画した教育活動や展示活動を行ってきた。

2020年には、イタリアの「セーブ・ザ・チルドレン」の教育プログラム「Riscriviamo il Futuro(未来を書き換える)」を支援するために、ダミアン・ハースト(Damien Hirst)が実施するチャリティキャンペーンの推進をサポートしている。現在は、9月23日からウェス・アンダーソン(Wes Anderson)のエキシビジョンを開催している。

プラダ財団のディレクター就任に際してミウッチャ・プラダは、「私は当初から、財団の活動を通して多様で複雑な人間の文化を追求したいと思っていました。この30年間、いかに芸術的研究と知的研究が人々の生活に影響を与えるか、様々な形で考えてきました。この疑問に対してより時勢に叶った答えを探すことが、私自身が財団とともに定めた根本的な目標です」とコメントしている。