この記事は2023年9月21日に「CAR and DRIVER」で公開された「【復刻版カタログ】「明日を見つめて。」をキーワードにランドクルーザーが快適性を手に入れた時代(1980年)」を一部編集し、転載したものです。
‘80トヨタ・ランドクルーザー(BJ41/BJ44/FJ60/BJ60,)
ランドクルーザー(ランクル)は、圧倒的な走破性を武器に、世界で最も信頼されるクロカン4WD。カタログは1980年8月版(296×244mm/14ページ編集)。当時のランクルは生粋のオフローダーの40系と、ステーションワゴン・タイプの60系の2シリーズ。「走るだけのランクルから、居住性にも走行性にも、今までと違ったゆとりのランクルで変貌をとげた」という説明のように40系にはLパッケージ、60系にはGパッケージを新設定し、快適性を向上させたのがポイントでした。日本仕様のパワーユニットは、40系が3168cc直4ディーゼル(93ps/22.0kgm)、60系は3431cc直4ディーゼル(98ps/23.0kgm)と4230cc直6ガソリン(140ps/30.0kgm)。トランスミッションは全車副変速機付き4速MT。駆動方式は信頼性の高いパートタイム式4WDでした。
※資料協力/ブックガレージ
Writer:カー・アンド・ドライバー編集部、Photo:TOYOTA
(提供:CAR and DRIVER)