JAFといえば、クルマのトラブルがあれば、24時間365日いつだって救援に駆け付けてくれるサービス。料金がかかるもののJAF会員でなくても要請できます。そんなJAFの要請のなかで11月と6月に増加するトラブルがあるとのこと。どんなトラブルなのでしょうか?

2023年6月「エンジンルームにネコが侵入」1ヶ月で343件

11月と6月にJAFの要請が増加するクルマのトラブルとは、エンジンルームにネコが入り込んでしまったというもの。

ネコのエンジンルーム侵入といえば、冬に多いイメージがありますが、獣医は、秋や春に生まれた子猫が活発に動き出す11月と6月のほうが要注意だと言います。

ネコは、暖かい6~9月や日照時間の長い2~4月のあいだに発情期を迎えるため、秋や春に出産が多いのです。

もうすぐ秋が深まる11月になりますが、この頃は子猫が生まれて活発に動き始める1~2ヶ月後にあたります。

落ち着ける暗くて狭い隠れ場所を探している子猫が自然とエンジンルームに入り込んでしまうことが増えてしまうわけです。

ネコがいないかチェック「ボンネットをコンコンとたたく」

2023年6月にJAF要請があった343件中、約20%がエンジン始動後に気付いて連絡したものでした。

ネコが入り込んでいることに気づかずエンジンをかけてしまうと、エンジンベルトなどに巻き込まれてネコが命の危険にさらされるだけでなく、ベルトの切れや外れなどクルマの故障にもつながる恐れがあります。

そのため推奨されているのが、ボンネットをコンコンとたたくこと。

1.ボンネットをコンコンとノックするようやさしくたたく
2.耳をすましてネコがいないか様子をたしかめる
3.ネコが動く気配がしたら、ボンネットを開けて中を確認する

しかし、クルマに乗車する前、いつもこれをするのは大変だという方もいるでしょう。そんな方に便利なアイテムがあります。

ネコからクルマを守り、クルマからネコを守る「キャットセイバーⅢ」

自動車専用グッズをおもに販売するインターネットショップ「ASMUST」は、ネコをクルマから守り、また、クルマをネコから守るアイテム「キャットセイバーⅢ」を販売しています。

「キャットセイバーⅢ」は、エンジンルームなどに装着した本体から発生する音波や光によって、ネコがクルマの付近に滞在することを防ぐアイテムです。

キャットセイバーⅢが発生する音波や光は、複数の周波数や点滅パターンを持っているため、ネコが慣れてしまうことがないように工夫されています。ただし、これらの音波や光はあくまでもネコが不快に感じる程度にとどめられているため、ネコの身体に悪影響を及ぼす心配はありません。

音波や光の感知範囲は、約8メートルのため、一般的なサイズの駐車スペースを完全にカバーすることができます。また、軽量かつコンパクトであり、最大消費電流も40mAとごくわずかなため、ほぼすべてのクルマに取り付けることができます。

取り付け方は、車載バッテリーのプラス/マイナス端子にコードを接続し、本体をフレームなどに固定させるだけのわずか2ステップ。

販売価格は1万1000円(税込み)です。JAFを要請する心配を考えれば、安いかもしれませんね。

キャットセイバー使用写真1
(画像=「Car Me」より引用)

【「キャットセイバーⅢ」の詳細】
商品名:キャットセイバーⅢ12V専用電気式自動車猫よけシステム
メーカー:ツーフィット
発売日:2023年7月25日~
サイズ:84mm×84mm×25mm
本体重量:約165g
電圧:12ボルト
最大消費電流:40mA
動作温度:-20°~60°前後
感知範囲:約8メートル
周波数:18?70kHz
音波レベル:118dB
価格:1万1000円

キャットセイバー白画像
(画像=「Car Me」より引用)
クルマトラブルエンジンルーム
(画像=「Car Me」より引用)