日経平均 | 32,695.93円 △110.82円 |
為替 | 1ドル=151.71円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億1,650万株 |
売買代金 | 3兆5448億35百万円 |
値上り銘柄数 | 783銘柄 |
値下り銘柄数 | 821銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.28% |
市況概況
堅調ながらも方向感に乏しい展開
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われたことから本日の日本市場も買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小する場面もあった。それでも昨日の終値を意識すると買戻しが入り、今度は上値を試すものの改めて上値の重さが嫌気されて売られた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される展開となり、後場は再度下値を試すような始まりとなった。それでも寄り付きの売りが一巡となると買戻しも入り、今度は上値を試し、前場の高値を抜けないと売り直されるという、上がれば売られ、下がれば買われるような動きとなった。最後は手仕舞い売りに押されたものの、値持ちはよく、堅調な水準を維持しての引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物も積極的な売り買いは見られず、下がれば買われ、上がれば売られるという状況だったが、散発的にまとまった売り買いが入り指数を動かす場面も見られた。ただ、断続的に売り買いが出るということでもなく、大きくは方向感に乏しい展開だった。
昨日同様に夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで買い先行となったが、引き続き日経平均に影響の大きな一部の銘柄が指数を押し上げているだけだ。
買戻し一巡となった銘柄は手仕舞い売りに押され、大きく売られた銘柄でも買戻しを急ぐことはないという感じだ。本当に日経平均に影響の大きな銘柄の一部が指数を押し上げているだけの相場となっている。米国金利次第ということだが、調整感が強まっていったん下値を試すことになると思う。
テクニカル分析
日経平均
気迷い線ではらみ足となり、昨日の高値を抜けるか安値を割り込むかということになった。いったん75日移動平均線や雲のサポートを確認することになるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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