「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュラン(日本法人本社:群馬県太田市、代表取締役社長:須藤 元)は、ミシュランガイドのホテルセレクションにおける新たな評価「MICHELIN Key」を発表しました。
・ミシュランガイドのホテルセレクションはホスピタリティを芸術の域に昇華させ、唯一無二の体験を旅行者に提供している宿泊施設を発掘し、新たなセレクションとして皆様にご紹介しています。
・ミシュランガイドのホテルセレクションに新たな評価が誕生。世界で最も卓越したエクスペリエンスを提供する特別な宿泊施設に光を当てるMICHELIN Key(ミシュランキー)です。優れたホテルや宿泊施設を示すMICHELIN Key評価は2024年より開始予定。
・世界各地で厳選された5,000軒を超えるホテルや宿泊施設を紹介。すべてミシュランガイド公式ウェブサイト(guide.michelin.com)および公式アプリからご予約が可能です。
ミシュランガイドの新たな評価 - MICHELIN Key
ミシュランガイドではレストランと同様に、泊まること自体が旅の目的となるような宿泊施設をセレクション。独自の評価基準により、4年間で世界120か国5,000軒を超える素晴らしいホテル・旅館を紹介してきました。
数多くの評価が混在するホテル業界において、ミシュランガイドのホテルセレクションはその専門知識を駆使してエクスペリエンスを提供する宿泊施設だけを厳選しています。設計、内装、独自の感性などの観点で宿泊施設の画一化が進む中で、建築様式、専門ノウハウ、その施設ならではの真の個性という観点でホテルを評価し、あらゆる角度から大胆かつ優れたサービスを提供する宿泊施設に光を当て、旅行者の満足度に貢献します。
新たなミシュランガイドホテルセレクションには、価格帯や業態が多岐にわたる120か国5,000軒超のホテルを5つの評価基準にもとづいて掲載しています。
1. ホテル自体が旅の目的地であり、その土地ならではの体験ができる 2. 素晴らしい建築とインテリアデザイン 3. 施設の個性やユニークな特徴を反映した独自性がある 4. サービスの質、快適性、メンテナンスが行き届いている 5. 価格に見合った体験ができる |
このホテルセレクションは、ミシュランガイドに信頼をお寄せいただいている旅行者や、確かな情報に基づいたアドバイスを求めるすべての旅行者を対象としています。
新たなアプローチでホテルを評価するミシュランガイドの目的は3つあります。
・食事を楽しむ前または後、思い出に残る滞在ができること
・単なる宿泊にとどまらない体験ができる個性的な施設を紹介すること
・宿泊施設の検索、予約、滞在に関するフィードバックの投稿・共有をすべて同じサイトで行えること
ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネックは、次のように述べています。「MICHELIN Keyは、旅行者が信頼できる明確な評価です。素晴らしいレストランの象徴であるミシュランの星と同様に、MICHELIN Keyは世界中の卓越したホテルを象徴するものです。ホスピタリティのプロフェッショナルとして、真摯かつ情熱的に仕事をするホテルスタッフのチームワークを称える意味もあります」
MICHELIN Keyは毎年、独自の見識を備えた経営陣が運営する優れた宿泊施設に授与されます。ミシュランガイドのセレクションチームが一般のゲストとして宿泊し、MICHELIN Keyの対象ホテルを決定します。
ミシュランガイドの担当チームはすでに活動を開始しており、2024年に最初のMICHELIN Keyセレクションを発表する予定です。
ミシュランガイド公式ウェブサイトと公式アプリを使うと、旅の計画から予約までの操作を簡単かつ直感的に行うことができます。また、Magazineの記事からインスピレーションを得て、フィルター検索でホテルの絞り込み、予約、オンライン決済ができるほか、宿泊体験やフィードバックを共有することもできます。ミシュランガイド公式ウェブサイトには広告が一切表示されないため、よりスムーズに旅の計画を立てることができます。また、24時間対応のカスタマーサービスを利用し、旅のエキスパートから個別にアドバイスを受けることもできます。
ミシュランガイド公式アプリ
・iOS, Androidともに二次元バーコードからダウンロード可能。
・世界のミシュランガイド(レストラン・ホテル)が一つに
・先行公開により、最新のセレクションが入手可能
・周辺検索、旅先の検索にも
・お気に入りやリストを共有可能
・ミシュランガイド公式ウェブサイト
https://guide.michelin.com/jp/ja の内容をカバー
・ダウンロード無料
【ミシュランガイドについて】
1900年8月、最初のミシュランガイドがフランスで発行されました。当初、ドライバーのために作成されたこのガイドには、タイヤの使い方と修理方法、自動車修理工場のリスト、ガソリンスタンド、ホテルやレストランなどの実用的な情報が多数掲載されていました。
ミシュラン兄弟が目指したのは、自動車の活用を促進し、ひいてはタイヤ市場を発展させていくために、旅をより安全で楽しいものにすること、つまりモビリティを向上させることでした。これは現在も、タイヤはもちろん、ミシュランの地図、ガイドブックなど各種刊行物を含めた共通の目標になっています。
1911年にヨーロッパ中を網羅したガイドブックが完成し、1926年、「おいしい料理を星の数で表す」評価法がスタートしました。ミシュランガイドはまたたく間に美食ガイドの代表格となりました。
2005年、北米に進出してニューヨーク版、2006年にはサンフランシスコ、その後もラスベガス、シカゴ版が次々と発行され、2007年、『ミシュランガイド東京2008』がアジア初として発行されました。2009年には国内2番目として『ミシュランガイド京都・大阪 2010』が発行されました。
その後も香港・マカオ版やリオデジャネイロ・サンパウロ版、シンガポール版、ソウル版、そして近年ではトロント、バンクーバー、イスタンブール、マレーシア、ベトナムなどエリアを拡大。対象エリアは現在世界40エリア以上に及びます。
【すべてを持続可能に】
ミシュランは「すべてを持続可能に」という企業ビジョンのもと、人(People)、地球(Planet)、利益(Profit)三方良しの理想を叶え、2050年までに100%持続可能なタイヤを製造することを約束しています。
大西洋で帆船による海上輸送の推進、東南アジアの天然ゴム栽培および森林保全の最適化、自動車産業の電動化への貢献など、グローバルに脱炭素への取り組みを進めています。ミシュランのサステナビリティ経営強化に向けたコミットメントは、以下をご参照ください。
2050年のビジョン
https://news.michelin.co.jp/articles/michelin-tires-will-be-100-sustainable-in-2050
2030年に向けた戦略
https://news.michelin.co.jp/articles/make-everything-sustainable-michelin-announces-strategy-to-2030
SDGsへの貢献
https://www.michelin.co.jp/csr
【ミシュランについて】
ミシュランは、フランス クレルモン=フェランに本社を置くモビリティの世界的なリーダーです。13万2,200人以上の従業員を擁し、175カ国で持続可能なモビリティの実現のため、お客様にとって最適なタイヤ、サービス、ソリューションを提供しています。67製造拠点で、約1億6,700万本のタイヤを製造(2022年実績)するとともに、デジタルサービス、旅行ガイド、ホテル・レストランガイド、地図など、皆様のモビリティをユニークで充実した体験にするお手伝いや、多様な産業に提供するハイテク素材を開発しています。詳しくは www.michelin.com をご参照ください。