高い品質のロジスティクス・サービスを提供する株式会社サンリツ(東証スタンダード:9366)が、2023年12月7日に2024年3月期 第2四半期決算説明会を実施しました。


「オペレーションからソリューションへ」 ―― 三浦社長による決算説明


本記事は、代表取締役社長の三浦 康英氏による説明会での発表の一部を抜粋・編集して紹介します。詳細については、 こちらの動画を御覧ください。

株式会社サンリツIRページ

目次

  1. 2024年3月期第2四半期決算概要
  2. 新中期経営計画の概要(経営目標)
  3. ダイバーシティ・職場環境の向上

2024年3月期第2四半期決算概要

第2四半期の売上高は95億4,800万円と前年比4億2,100万円の減収です。期初計画に対しても4億5,200万円の未達の結果です。

売上原価率は78.6%で前年比1.1%良くなっています。原材料価格の高騰が今期も継続しましたが、売上減少に伴い、派遣外注費および委託外注費を抑えた結果です。

積極的な人材の投入も行ったことで、販売管理費は前年に比べて2億2,300万円増加しています。当初の人員計画に対して50名ほど少ない中で売上高200億円を超えましたが、従業員にかなり負荷をかけた状況でした。今期は中途採用を進め、上期時点で前年比38名の増員となっています。

営業利益は3億5,900万円(2億700万円の減益)計画費に対して、8,100万円の未達となっています。当期純利益は3億1,300万円(前年比2億2,900万円の減益)です。当初計画に対して3,300万円の過達です。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

新中期経営計画の概要(経営目標)

上記のグラフは2026年3月期最終年度の目標値です。売上高は220億円(伸び率8.2%)、営業利益11億円(伸び率7.9%)、営業利益率は5%というKPIがあります。

2023年3月期の営業利益率は5%でしたが、今期においても予想の4.4%を再度5%まで引き上げていこうと考えています。

また、2年後のサンリツ創業80周年にあたる2028年3月期には、売上を250億円、営業利益率6%の15億円をしっかり目指していきたいと考えています。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

ダイバーシティ・職場環境の向上

今期は女性のコンサルタントの方にも参画いただきました。昨年より手掛けている女性従業員のヒアリングによって幅広く意見の吸い上げをし、現在課題をしっかり捉えて解消していこうと動いています。

11月には女性交流イベントも実施しました。いつも点在して働いている女性社員をネットワーキングし、この機会を通じて他の方の活躍を知る場面と機会を創出しました。

また、職場環境アンケートも実施しまいた。まだ現場において「暑い」「寒い」「空調の効いていない」などの意見が多々ありました。どうしても設備の投入ができない所もありますが、そのような場所には空調完備の休憩室を設置することなど投資を行い、順次解消していきます。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

決算説明会動画ページリンク: https://net-presentations.com/9366/20231207/saflsdk/
IRページリンク:https://www.srt.co.jp/ir/