丸山優太郎
丸山優太郎
日本大学法学部新聞学科卒業のライター。おもに企業系サイトで執筆。金融・経済・不動産系記事を中心に、社会情勢や経済動向を分析したトレンド記事を発信している

2024年に投資環境が大きく変わろうとしています。証券市場や金融市場の変化にどのように対処していけばよいのでしょうか。本記事では、2024年の投資における注目ポイントとおすすめの投資方法について解説します。

目次

  1. 2024年の投資環境はどう変わる?
  2. 日銀の金融政策変更で為替が大きく動く可能性も
  3. 堅実運用指向なら円建てでの運用が望ましい
  4. 堅実に高利回りを狙うなら不動産クラウドファンディングが最適

2024年の投資環境はどう変わる?

2024年の投資環境はどう変わる?注目ポイントとおすすめの投資方法
(画像=NyanTA/stock.adobe.com)

投資をするうえで注視する必要があるのが、「株式市場」「債券市場」「為替市場」の動向です。2024年は、これらの市場に変化が訪れることが予想されています。特に投資環境で大きな変化として挙げられるのが、新NISA(少額投資非課税制度)のスタートです。

2023年までNISAの1年間に非課税で投資できる限度枠は、最大で120万円でした。しかし2024年からは、成長投資枠240万円とつみたて投資枠120万円を併用することで年間最大360万円までの投資が可能です。そのため、非課税枠でしか投資しない人の資金流入が大幅に増えることが期待できます。

日銀の金融政策変更で為替が大きく動く可能性も

もう1つの変化として注目されるのが金融政策の変更です。日銀の金融政策は、長らく緩和政策を続けてきました。米国の利上げ政策により日米の金利差が拡大し、その結果極端な円安を招いたことは周知のとおりです。輸入物価高騰の要因にもなっていることから、低金利政策を続けることの是非が問われる状況となっています。

黒田前日銀総裁が退任する時点で、金融政策がやがて変更されることはある程度予測されていましたが、2023年4月から植田新総裁に変わって、少しずつですが金融政策の潮目が変わってきたことは事実です。2024年も為替市場の動向には、注意する必要があります。

堅実運用指向なら円建てでの運用が望ましい

これからの為替の変動を考えると、外貨建て商品への投資はリスクが高くなります。なぜなら円安による「為替差益」より、円高による「為替差損」が発生する可能性のほうが高くなるからです。例えば米国株に投資する場合、A社の株価が100米ドルだったとします。1ドル米150円のときの時価総額は100株の場合150万円ですが、1米ドル140円の円高になると140万円に変わります。

株価が同じ100米ドルで変わらなかったとしても、資産価値が10万円目減りしてしまうのです。堅実な資産運用を目指すなら為替の影響を受けない、円建ての金融商品を選ぶことが望ましいでしょう。

堅実に高利回りを狙うなら不動産クラウドファンディングが最適

堅実な資産運用と聞くと、債券を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。債券は、新発債で購入して満期まで保有すれば元本に利息が付いて償還されます。値動きのある株式に比べればリスクが低いことは事実です。しかし金利が上昇傾向とはいえ、個人向け国債の「変動金利型10年満期」の利率は0.46%(税引前、2023年12月7日~12月29日募集分)に過ぎません。

10年資金を寝かせることを考えると、物足りない利率といえます。そこで投資を検討したいのが低リスクの割に予定分配金利回りが高い不動産クラウドファンディングです。不動産クラウドファンディングは、ビルやマンションなどの不動産に対し、1口1万円や10万円の少額に分けて出資金を募集する、不動産小口化商品です。

個人では手が出にくい「〇〇ビル」などの一棟物件にも少額で投資できるため、近年市場が拡大しています。売却時に保有不動産の評価額が下がっても、あらかじめ決められた範囲で事業者が損失を優先して負担する「優先劣後方式」や、空室保証で一定の家賃が保証される「マスターリース契約」などのリスク対策により、元本割れリスクが低いこともメリットです。

予定分配金利回りは、3~8%程度と高い水準にあります。通常、この水準の利回りを得るにはある程度高いリスクを負わなければなりませんが、ローリスク・ミドルリターンの点が不動産クラウドファンディングの大きな魅力です。

投資環境が大きく変わる2024年ですが、NISAでの資産運用と不動産クラウドファンディングを併用して実りある1年にしてみてはいかがでしょうか。

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(提供:YANUSY

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