外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年2月7日8時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼6日(火)の為替相場
(1):本邦実質賃金は依然としてマイナス
(2):RBA 金利を据え置く
(3):ECB調査 1年先インフレ率は低下
(4):米長期金利低下に伴いドル/円下落

▼6日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:調整ムードで弱含む可能性/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

6日(火)の為替相場

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期間:6日(火)午前7時10分~7日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):本邦実質賃金は依然としてマイナス

日本12月毎月勤労統計で現金給与総額は前年比+1.0%と市場予想(+1.4%)を下回る伸びにとどまった。この結果、インフレを加味した12月の実質賃金総額は前年比-1.9%となり、賃金の伸びが依然として物価の上昇に追いついていないことが示された。

(2):RBA 金利を据え置く

豪中銀(RBA)は政策金利を予想通りに4.35%に据え置いた。声明で「最近の指標はインフレが鈍化していることを示しているが、インフレ率は依然として高い。理事会はインフレ率が持続的に目標レンジに向かうと確信する必要がある」と表明。その上で「インフレが合理的な期間内に目標に戻ることを最も確実にする金利の道筋はデータと今後のリスク評価次第だ。追加利上げの可能性は排除できない」とした。RBAが追加利上げの可能性に含みを待たせたことから、市場は想定したほどハト派的ではなかったと受け止め、豪ドルが上昇した。なお、RBAは同時に発表した金融政策報告で、政策金利が年末に3.9%、来年末に3.4%になるとの見通しを示し、今年から来年にかけて緩やかなペースで利下げを行うことを示唆した。ブロック総裁はその後の記者会見で「インフレで良い進展があるが、仕事は終わっていない」「利下げには消費者物価指数(CPI)が持続的に2.5%に達する確信が必要だ」などと述べた。

(3):ECB調査 1年先インフレ率は低下

欧州中銀(ECB)による12月消費者期待調査で、向こう1年間の期待インフレ率は3.2%と前回(3.5%)から低下。 一方、今後3年間の期待インフレ率は2.5%と前回(2.4%)から小幅に上昇した。

(4):米長期金利低下に伴いドル/円下落

米3年債入札は応札倍率こそやや低かったが、落札利回りが入札前の水準を下回った点などから堅調な需要を集めたと受け止められた。これを受けて米長期金利が全般的に低下幅を拡大するとドル/円は147.82円前後まで下値を拡大した。

6日(火)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:調整ムードで弱含む可能性

昨日のドル/円は148円台を割り込んで反落。米早期利下げ観測の後退を背景に上昇が続いていた米長期金利が低下に転じるとドル売りに傾いた。149円手前の上値抵抗を抜けられなかったことで手仕舞い売りが入ったと見られ、NY市場終盤には147.82円前後まで下落する場面もあった。
本日も調整ムードを引きずる形で弱含む可能性があると見るが、100日移動平均線(147.55円前後)や20日移動平均線(147.44円前後)および日足一目均衡表の転換線(147.39円前後)が位置する147円台半ばから前半では下げ渋りそうだ。一方で、仮に反発しても148.80-90円の上値抵抗が意識される中では148円台半ば以上の水準に戻すのは難しいだろう。なお、本日のNY市場では米連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事やボウマン理事の講演が注目されそうだ。

注目の経済指標:米貿易修正

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注目のイベント:米要人発言

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※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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