主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2024年2月20日8時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼19日(月)の為替相場
(1):春節明け 中国市場再開
(2):米国市場休場で小動き
▼19日(月)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:方向感を探ることになりそう/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント
19日(月)の為替相場
期間:19日(月)午前7時00分~20日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):春節明け 中国市場再開
旧正月の連休明けで取引が再開した上海株や深セン株は強含みで始まった。連休中の国内観光収入が大幅に増加したことや、人民銀行(PBOC)が20日にも利下げを行うとの観測報道で市場心理が改善した。
(2):米国市場休場で小動き
欧州株は高安まちまち。独DAXが小幅に下落した一方、英FTは小幅に上昇した。米国はプレジデンツデーの祝日でNY株式・債券市場は休場。為替市場では主要通貨に目立った動きはなかった。
19日(月)の株・債券・商品市場
ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:方向感を探ることになりそう
昨日のドル/円は150円を挟んで小幅な値動き。米国が祝日だったこともあって動意を欠き、値幅は30銭余りにとどまった。
本日も直接的な材料は少なく、大きな値動きは期待できそうにない。史上最高値を目前に足踏みが続く日経平均株価や、連休明けで取引再開となる米長期金利の動向を睨みつつ方向感を探ることになりそうだ。先週13日に付けた年初来高値の150.88円前後がレジスタンス(上値抵抗)として意識されており、151円台への上伸は難しそうな一方で、日足一目均衡表の転換線(149.41円前後)が通る149円台半ばは短期サポート(下値支持)として機能するだろう。
注目の経済指標:特になし
注目のイベント:ベイリーBOE総裁発言
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※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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