ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:堅調地合いを維持する見通し

15日のドル/円は149円台を回復。連合による春闘の回答集計で賃上げ率が33年ぶりの5%台になったことが伝わると、日銀が翌週にもマイナス金利を解除するとの観測が高まり148.03円前後まで下落したが、円買いの動きは一時的だった。海外市場では米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが優勢となり149.17円前後まで反発した。
なお、日本経済新聞は「日銀は18-19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する見通しになった」と報じたが、市場は春闘の回答によって解除の織り込みを終えていた模様で円買いの反応は見られなかった。日経新聞はまた、週末に「日銀はマイナス金利政策の解除後も、利回りを指定して無制限に国債を買い入れる『指値オペ』を継続する方針」とも報じた。日銀のマイナス金利解除は「ハト派的な利上げ」になる公算が大きく、仮に明日19日に解除が決定しても円高を誘発する可能性は低そうだ。むしろ、材料出尽くしによる円売りが活発化するリスクを警戒すべきだろう。ドル/円は本日も堅調地合いを維持する見通しだ。

注目の経済指標:中国小売売上高

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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