人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:155円台への上伸は海外時間か?
昨日のドル/円は34年ぶりの高値を更新。中東の地政学リスクを巡る警戒感が和らぐ中、海外市場の株高を背景に低金利の円を売る動きが出た。今月16日に付けた1990年6月以来の高値154.78円前後を僅かに上回り、154.85円前後まで上昇した。心理的節目であり日本政府・日銀の防衛ラインと目される155.00円を前に円安の進行スピードはゆっくりとしたものになっている。
本日も東京市場ではオプション絡みの防戦売りや円買い介入への警戒感がドル/円相場の上値を抑えることになりそうだ。仮に155円台への上伸があるとすれば、介入リスクが多少なりとも薄れる海外市場だろう。なお、NY市場では米製造業及びサービス業の景況感を示す米4月購買担当者景気指数(PMI)が発表される。米国の景気が堅調を維持しているとの見方を後押しする結果となるか注目したい。
注目の経済指標:製造業/サービス業PMI
注目のイベント:米2年債入札
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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