2024年4月23日(火)、RIZAP(ライザップ)グループ株式会社は、2024年2月14日に公表した「2024年3月期 通期連結業績予想」を修正した。
修正した理由とは
「2024年3月期の通期連結業績予想」における売上収益は、前回発表予想比で減収となるが、グループ企業のREXT株式会社において不採算店舗の116店舗の退店などがある中でも、RIZAP(ライザップ)グループ株式会社が注力をしている「chocoZAP(チョコザップ)」への成長投資の成果によって、5年振りに増収見込みとなった。
chocoZAP事業は、全国普及による出店投資効率向上や集客コストの改善によって、本格収益化している。同事業は、2023年11月度より月次決算ベースで黒字化を達成。
第3四半期から第4四半期にかけて、継続して会員数・出店数ともに当初の想定を上回り順調に進捗。また、第4四半期においても月次決算ベースで黒字化を継続している。
このため、損益面に関しては、第3四半期において、chocoZAP事業への本格投資以降、初めて営業黒字化を達成したことに続き、第4四半期についてもchocoZAP事業の拡大により営業黒字となり、従来発表数値対比で10億円以上営業利益が増加(*)する見通しとなった。一部、投資増加に伴う金融コスト増や優待費用の増加はあったものの、収益力の向上が着実に進んでいる。
*…chocoZAP事業は同10億円程度の営業増益、事業拡大に伴う会計処理の変更等の影響も含む
これらの結果、2024年3月期の通期連結業績予想における営業損益は、前回予想を上回り、最大で2億円の営業黒字となる見込みとなった。
・本記事の予想は、RIZAP(ライザップ)グループ株式会社が現時点で把握可能な情報に基づき作成したものです
・本記事はRIZAP(ライザップ)グループ株式会社のIR情報をZUUonline編集部にて再編集したものです