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(提供:リードリアルエステート)

若きリーダーが活躍する新興国・エストニア

バルト三国の中で最も経済が好調であり、人口の増加、そして不動産価格が上昇しているヨーロッパ北東部の共和制国家エストニア。首相のタビ―・ロイバス氏はEU加盟28カ国の中で最年少の35歳、経済通産省IT国家局庁タビー・コトカ氏も同年齢と、若いリーダーが躍進している新興国だ。

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4年前には通貨をユーロに移行、10年前にEU、NATOに加盟した。公用語はエストニア語だが、比較的英語が通じる。国土面積は日本の九州と同程度、または韓国の1/2で、人口は神奈川県川崎市に近く約130万人と小国でありながら、出生率は1.56とEU27カ国中7番目に高い数値をたたき出している。ちなみにベスト3は、アイルランド、トルコ、フランスの順となっている。日本との時差はマイナス7時間。首都タリンの気候は、北海道の札幌とほぼ同じである。

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アメリカも注目する小国の経済

アメリカ大手のシンクタンクによる経済自由度指標では世界13位。政府による市場調整などの経済統制はなく市場開放型により経済成長を遂げており、税金が定率の21%と低課税国であることも発展の要因と言えるだろう。そしてこのところ目立つのは、中国の動きだ。大手船会社が中国からの商品をエストニア経由で欧州へ輸出するなど物流拠点として注目している。

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IT分野での多大な発展が同国経済の成長を促す

スカイプ(Skype)を産み、“eストニア“と呼ばれるほどIT産業が堅調。2007年には“インターネットは国民の権利“と憲法でうたっているとおり、議会選挙でインターネットを利用した世界初の電子投票を行うなどIT立国の名を世界に轟かせている。さらにヨーロッパのIT市場でオフショア開発の拠点となっているため、IT技術者が多いのも特徴だ。

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近隣諸国からの投資が急増!不動産投資のメリットは?

ところでエストニアの不動産事情と言えば住宅の中間売買価格は、1300ユーロ/㎡。75㎡を平均面積として考えると約9.75万ユーロ(1430万円:147円=1ユーロ換算(12月11日現在))だ。2013年の不動産価格が前年対比で約20%上昇しており、ヨーロッパ最速の伸び率と言われている。

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また土地のみが課税対象とされ相続税と贈与税がないうえ、外国人でも土地や建物を所有できるため、不動産投資としての活用も充分可能だ。法人を設立して不動産投資をした場合は、再投資の際に税金がかからないというメリットも投資家には大きな魅力と言えるだろう。その証拠に首都タリンでは国外からの投資が1割にも上るなど、近隣のフィンランド、スウェーデン、ロシアからの投資が盛んで大型の不動産開発も目立つ。海外投資は資産保全だけでなく資産継承が大きなポイントになるため、同国の不動産に注目しておきたい。

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