人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:方向感を欠く値動きが続きそう
昨日のドル/円はほぼ横ばい。世界の2大市場であるロンドンとニューヨークが揃って休場のため取引は低調で156円台後半のもみ合いに始終した。東京市場では日銀の内田副総裁が「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉は視野に入った」などと述べたことが材料視され長期金利が12年ぶりの水準に上昇したが、円相場の反応は限定的だった。
本日は英国、米国ともに3連休明けとなるため動意の回復が見込めるものの、新規材料不足の感は否めない。月末の接近も相まって低調な取引が続きそうだ。ドル/円は157円台に入れば政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まることから上値追いの機運は高まりにくいだろう。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利下げに否定的と見られることからドルの下値も限られよう。値幅は昨日の30銭程度よりもいくぶん拡大すると予想されるが、本日も方向感を欠く値動きが続きそうだ。
注目の経済指標:米消費者信頼感指数
注目のイベント:FRB高官発言
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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