7日(金)の株・債券・商品市場
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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:156円台前半は下値支持
7日のドル/円は米5月雇用統計の良好な結果を受けて一時157円台に上伸。終値は約0.7%高い156.76円前後だった。欧州市場序盤には155.10円台へ弱含む場面もあったが、雇用統計で非農業部門雇用者数と平均時給が市場予想を上回ると157.07円前後まで大幅に上昇した。数日前に発表された米5月ADP全国雇用者数などが弱かったことなどから米労働市場に対する弱気な見方が広がっていたため、米5月雇用統計はドルに対するポジティブ・サプライズとなった。もっとも、非農業部門雇用者数の増加はパートタイマーの大幅増によるものでフルタイムの雇用者は減少。労働参加率が低下したにもかかわらず失業率は2022年1月以来の水準に悪化しており、必ずしも強い結果とは言い切れない面もあった。ただし、平均時給は前年比の伸び率が再び加速しており、インフレ鎮静化を目指す米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利下げを前向きに検討する公算は小さいだろう。
市場の関心が今週12日の米5月消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かう中、本日のドル/円は前週高値の157円台半ばから前月高値の157円台後半が上値抵抗になると見られる一方で、仮に反落しても20日移動平均線や日足一目均衡表の転換線が並ぶ156円台前半は下値支持になりそうだ。
注目の経済指標:NY連銀インフレ期待
注目のイベント:米3年債入札
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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