何が円安を招いたのか…【外為マーケットビュー】
動画配信期間:2024/6/19~2024/7/3
目次
00:00 相場の振り返り
01:42 何が円安を導いたのか
07:52 足元の注目材料
08:07 日本・円の動向
11:57 欧州・ユーロの動向
15:44 英国・ポンドの動向
16:22 オセアニア通貨の動向
18:20 南アフリカ・ランドの動向
20:49 メキシコ・ペソの動向
23:22 【CFD】日本株の動向
24:33 【CFD】原油の動向
24:54 【CFD】金(ゴールド)の動向
25:12 まとめ
動画の要約・まとめ
■ドル円相場について
ドル円は底堅い推移となっているが、クロス円の方がより円安に推移している
ドル円の上値は抑えられやすい状況にあり、一時的な調整局面も想定される
■現下の円安要因
大きな要因は貿易赤字の拡大、特に原油価格高騰による輸入代金の増加
政府・政治家は円安に対する警戒感を持っているものの、企業業績向上や株高を背景に、円高に積極的ではない
■今後の見通し
FRBの利上げ観測後退や、日銀の金融政策が焦点
物価上昇と景気の減速が並行して進む中で、政策対応が難しい状況
ユーロ圏の政治的不確実性も一定程度和らいでおり、介入圧力が高まる可能性
■他通貨動向
南アフリカランドは選挙後に政情不安定化リスクが和らぐも、根本的課題は未解決
メキシコペソは政権交代で一時的に下落したが、中長期的には 投資対象
英ポンド、豪ドル、NZドルなどは金利上昇に躊躇しているものの、底堅い推移
総じて、ドル円相場は依然として上昇基調にあるが、短期的な調整もあり得る。物価上昇と景気減速の両立が難しい状況の中、各国の政策対応が通貨動向の焦点となりそうだ。
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