「アスビー」ブランドへの統一を進めるジーフットの3〜5月の最終利益は前年同期の約5.8倍
(画像=「セブツー」より引用)

シューズ専門店「アスビー(ASBee)」を展開するジーフットは7月10日、2025年2月期の第1四半期決算(3月1日〜5月31日)を発表した。売上高は169億3300万円(前年同期比6.3%減)、営業利益は4億円(同100.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億800万円(同469.6%増)と、減収だったものの最終利益は前年の同期から約5.8倍の伸長だった。

ジーフットは経営基盤の再構築のために、採算がとれていない店舗は閉鎖し、ブランドも「アスビー」への統一を進めている。ブランドを統一した店舗は売り上げが好調だったことから、既存店の売上高は前年同期比で2.2%増だったが、不採算店舗である50店舗を閉鎖したことから、第 1四半期の売上高は同6.3%減となった。なお、5月末時点での店舗数は651店舗となる。

商品別では、売上高の約43%を占めるスポーツ靴が前年同期比で102.5%と好調だったが、婦人靴は同79.0%と大きく苦戦した。紳士靴、子供靴も前年同期を割り込んだ。ジーフットの2025年2月期の連結業績予想は、売上高は640億円(前年比0.9%減)、営業利益は5億円(前年は10億8100万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は1000万円(同17億6800万円の赤字)としている。