この記事は2024年7月22日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
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2024年7月22日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
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現在の為替相場の傾向や相場観
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、上昇通貨はスイスフラン(+0.60%)、円(+0.25%)の2通貨だった。比較的低金利の通貨群が買い戻され、市場のリスクセンチメントは悪化している。
先週は、一部報道で対中半導体規制強化、トランプ元大統領が「対円、対人民元でドルは高すぎる」と発言している。半導体株が下げを主導して、日経平均株価は高値から約3000円調整している。
米ドル/円は、一時的に日足一目均衡表の下限を割れたものの、週末にかけて安値から約2.5円切り返した。週足では十字線に近いかたちとやや強弱がきっ抗している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
本日22日(月)日本時間朝に、バイデン大統領が大統領選からの撤退を表明したが、為替市場に大きな反応はない。
先々週、政府・日銀の円買い介入が実施されているが、市場推計の介入額は約6~7兆円。今年年始からの介入総額が16~17兆円に達したとみられる。ここまで米国政府から目立った反応はなく、黙認されている可能性がある。
明確な防衛ラインは存在しないが、1つの上値のめどとして160円だろう。今週は材料難でもあり、米ドル/円は以下の値幅でレンジ取引と決め込んでいる。
今週は米ドル/円で155.00~159.00円、ユーロ/米ドルで1.0750~1.0950ドル、ユーロ/円で169.00~173.00円とみている。
▽米ドル/円の日足チャート
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▽ユーロ/米ドルの日足チャート
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▽ユーロ/円の日足チャート
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※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。