この記事は2024年8月7日に「CAR and DRIVER」で公開された「スーパーオートバックスMITAKAで駐車場予約サービスを開始」を一部編集し、転載したものです。


オートバックスセブンの100%子会社であるVEEMOは、駐車場検索アプリ「VEEMO(ビーモ)」を使ったEV充電駐車スペース予約サービス「VEEMO EV Parking」および、障がい者等用駐車スペースの不適切利用を防止し、安心して利用できるサービス「VEEMO Welfare(ウェルフェア)」をスーパーオートバックスMITAKAで開始した。

スーパーオートバックスMITAKAで駐車場予約サービスを開始
▲スーパーオートバックスMITAKAで駐車場予約サービスを開始

VEEMOは、「移動に関する不満をなくし、スムーズな移動体験の提供」というビジョンのもと、駐車場を起点としたサービスを提供している。

EV充電駐車スペースおよび障がい者等用駐車スペースにおける課題を解決し、利用したい人が安心・便利でスムーズな駐車場の運用を目指し、スーパーオートバックス MITAKA の駐車場内にて駐車場予約サービスを開始した。

スーパーオートバックスMITAKAで駐車場予約サービスを開始
▲VEEMO EV Parking

今日、EV充電ができる駐車スペースの課題として、EVではないクルマが止まっていて充電できない場合があったり、他車が充電中での待ち時間が発生するなど、スムーズにEV充電器が使えない場合がある

「VEEMO EV Parking」は、EV充電器付駐車スペースを利用開始の30分前から予約ができるサービスだ。駐車スペースの中央にはスタンド(物理的に駐車スペースをブロックする機器)が設置され、利用する人だけがアプリ操作でスタンドを下げて駐車スペースを利用できる。

利用料金は充電時間ではなく、駐車時間に応じて課金するため、充電終了後にクルマを移動しないと利用料金がかさむ。充電が終わっても止め続けるクルマへの対策である。

スーパーオートバックスMITAKAで駐車場予約サービスを開始
▲VEEMO Welfare

また、障がい者等用駐車スペースでは、対象ではない人の不適切な利用が問題となっている。これに対し、カラーコーンを置いて場所を確保し、利用者が来たときにスペースを解放する対応策もあるが、施設・利用
者双方にとって煩わしいという課題がある。

「VEEMO Welfare」は、駐車場検索アプリ「VEEMO」とデジタル障がい者手帳「ミライロ ID」の両アカウントを連携させることで、障がい者手帳を保有している方に限って「VEEMO」を通じて障がい者等用駐車スペースに設置されているスタンドを下げて利用することが可能となる。

障がい者の方がスムーズに駐車できる体験を提供するとともに、不適切利用の防止を目指している。

■サービス提供駐車場概要
サービス事業地 スーパーオートバックス MITAKA 駐車場内
所在地 東京都三鷹市野崎 4-1-10
利用可能時間 10:00~20:00
駐車スペース数 EV 充電器付駐車スペース:2/障がい者等用駐車スペース:1
利用料(税込) 急速充電車室:15 分 825 円、普通充電車室:15 分 75 円、VEEMO Welfare:無料
急速充電器 JFE テクノス社製(形式:PARIDAS-X-AE)×1基
普通充電器 モリテックスチール社製(形式:MEVS-06)×1基
利用方法 お手持ちのスマートフォンで専用アプリをダウンロードの上、ご利用ください。
ダウンロードリンクはこちらから

Writer:横田康志朗


(提供:CAR and DRIVER