8日(木)の株・債券・商品市場
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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:上値余地を探る展開
昨日のドル/円は147円台を回復。145円台と146円台の往来が続いていたが、米新規失業保険申請件数が予想以上に減少すると147.55円前後まで上昇し、147.28円前後でクローズした。先週2日の米7月失業率の悪化で労働市場の急減速に対する不安が高まっていただけに、新規失業保険申請件数の減少は市場に安心感を与えたようだ。米国株も主要指数が揃って上昇した。このまま市場が落ち着けば、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを巡る過度な織り込みが後退する動きが続き、ドル/円の追い風となろう。
なお、現時点で米金利先物は9月の利下げを100%織り込んでおり、利下げ幅が通常の25bp(0.25%ポイント)ではなく50bp(0.50%ポイント)になるとの見方が6割近くに達している。さすがに「緊急利下げ」の思惑は後退したようだが、「大幅利下げ」の思惑は依然として残っていることになる。9月の利下げ幅を巡る市場の見方が通常の25bpに傾くだけでもドルが買われやすい地合いと言えるだろう。本日のドル/円は、主要国の株式市場が崩れなければ上値余地(戻り余地)を探る展開を予想。まずは3連休を控えた日本株の動きに注目したい。
注目の経済指標:中国CPI
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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