人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:上値の重い展開が予想される
昨日のドル円は145円台へと反落。植田日銀総裁が追加利上げに前向きな姿勢をあらためて示したほか、原油安および欧米株安と米長期金利の低下を受けて円買い・ドル売りが強まった。米8月ISM製造業景況指数が市場予想をやや下回ると145.07円前後まで下値を拡大。終値は前日比0.9%安の145.48円前後だった。本日の東京市場でも株価の下落が見込まれる中、ドル/円は上値の重い展開が予想される。海外市場でも株価動向が焦点のひとつになりそうだ。また、NY市場では米7月JOLTS求人件数に注目したい。米連邦準備制度理事会(FRB)は監視対象を物価から雇用に移した上で、利下げはデータ次第のスタンスを取っているだけに、ドルは米国の雇用関連データに強く反応する可能性がある。米7月JOLTS求人件数の市場予想は810.0万件で、前月の818.4万件から僅かに減少すると見られている。
注目の経済指標:JOLTS求人件数
注目のイベント:ベージュブック
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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