本日のひとこと

米WSJが、9月FOMCで0.5%利下げが検討される可能性について報じた12日には、英FTも0.25%か0.5%かは僅差の判断になると報じたそうです。そして13日にはダドリー前NY連銀総裁がシンガポールで「0.5%利下げに強い論拠がある」と発言。FedWatchが示す9月0.5%利下げの確率は52%へ上昇して、0.25%利上げの確率(48%)をわずかに上回ってきました。このまま18日のFOMC当日まで「五分五分」の状態が続くことになりそうですが、それはまた18日のFOMCを市場は「絶対に」無風通過できないということにもなります。勝負の18日を前にドル/円は1ドル140円を巡る攻防に注目です。

注目の経済指標

<国内>
なし(敬老の日)

<海外>
16:00 パネッタ伊中銀総裁、講演
17:10 デギンドスECB副総裁、講演
18:00 7月ユーロ圏貿易収支
21:00 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
21:30 9月米ニューヨーク連銀製造業景気指数

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※時間は日本時間での表示になります。

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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