ビットポイントインタビュー|ステーキングならビットポイント
(撮影=NET MONEY編集部)

NET MONEY編集部は2024年7月末、株式会社ビットポイントジャパンを訪ね、暗号資産をこれからスタートする初心者に向けて暗号資産取引所「BITPOINT(ビットポイント)」の魅力や、暗号資産業界の今後についてインタビューしました。

BITPOINTはステーキング報酬率が国内No.1の暗号資産取引所です。「ステーキングがおすすめ」と話すのは、サービス企画部長の清水章充氏とマーケティング室長の津田雅文氏です。

BITPOINTの社風や今後取り扱っていきたい銘柄の方針など、暗号資産取引所の「中の人」しか知らない裏事情についても掘り下げているので、暗号資産トレーダーは必見です。

ステーキングとは?

暗号資産取引所で利用できる「ステーキング」とは、特定の暗号資産を保有するだけで報酬を得られるサービス。暗号資産を預けることでブロックチェーンネットワークの運営に貢献していることになり、その見返りとして報酬が得られる。

目次

  1. 社風はフランク、開発スピードに特徴
  2. 初心者が使いやすいサービスを目指して工夫していること
  3. BITPOINTが「ステーキング報酬率国内No.1」を実現できる秘訣
  4. 日本初の暗号資産にこだわる理由
  5. 好きなコイン、初心者におすすめの銘柄は?
  6. 2024年下半期の注目イベントは「米国大統領選挙」
  7. ステーキングがおすすめ

社風はフランク、開発スピードに特徴

ビットポイントインタビュー|インタビューに応じる清水様
インタビューに応じる清水さん(右)と津田さん
(撮影=NET MONEY編集部)

ーーまず、清水さんと津田さんの担当している仕事内容について教えてください。

清水:私はサービス企画とマーケティングの両方を担当しています。サービス内容やUI/UX設計の要件定義を担当しており、お客様が取引しやすいように環境の構築・改善をしています。また、お知らせや広告出稿の管理等を行っています。

津田:私はマーケティングで、ユーザーとのコミュニケーションを主に担当しています。ウェブ広告やキャンペーン情報の提供、メルマガを通して暗号資産の情報を伝えることが主な業務です。お客様に暗号資産の情報を届けて、投資を始めるきっかけを作っています。

ーーBITPOINTの社風について教えてください。

清水:社内は上司・部下とも距離が近く、意思疎通が取りやすい環境です。また、システムを自社開発できる部分は自社で行っているため、外注に比べて開発のスピードが速いという特徴があります。

津田:比較的小規模なので、他部署の人ともフランクにコミュニケーションが取れていると思います。役職に関わりなく、相談しやすい環境なので、案件もスムーズに進みやすく、私自身働きやすさを感じています。

ビットポイントインタビュー|インタビューに応じる清水様
(撮影=NET MONEY編集部)

初心者が使いやすいサービスを目指して工夫していること

ーーユーザーにとってより良いサービスを開発するために、どのようなことに取り組んでいますか?

清水:お客様からのお問い合わせを週に一度、関係部門を集めてCS推進委員会で共有しています。そしてユーザーの利便性向上につながりやすいものやニーズが高いものを優先し、サービスの改善に努めています。

ーー暗号資産の取引において、ユーザーが特に重視しているポイントは何だと思いますか?

津田:当社のユーザーは初心者層が多いため、アプリやウェブサイトも使いやすさを重視していると考えています。

ーー初心者目線でサービス開発をするための工夫はありますか?

津田:私は自分が初心者だと思っているので、わからない単語が出てきたら噛み砕いて説明するようにしています。また、必要以上に暗号資産のトレードに没頭しないように心掛けることで、初心者の視点でサービスを見られるようにしています。

清水:私は積極的にトレードを行い、暗号資産に限らず金融系の取引サービスを試しています。さまざまなツールを使うことで、自社に取り入れられるアイデアを探しています。

BITPOINTが「ステーキング報酬率国内No.1」を実現できる秘訣

ビットポイントインタビュー|インタビューに応じる津田様
(撮影=NET MONEY編集部)

ーー初心者ユーザーにとってBITPOINTを利用するメリットについて教えてください。

津田:初心者ユーザーにとってメリットの大きいBITPOINTの強みはステーキングサービスにあります。ステーキング報酬率は国内でナンバーワンであり、ステーキング手数料は無料です。サービス開始以来、ナンバーワンの報酬率を維持しています。

ステーキングの大きな魅力は、手間をかけずに資産を増やせることです。初心者の方は、プロのトレーダーのように常に画面に張り付いているわけにはいきません。ほったらかしで報酬を得られるステーキングサービスは、非常に適していると思います。

清水:ステーキング報酬率がナンバーワンなので、お客様に受け取っていただける報酬は他の取引所に比べもっとも多いです。ステーキング報酬は毎月受けとれるので、暗号資産が雪だるま式に増えていくという特徴があります。報酬率が高いほどお客様に良いというのは間違いありません。報酬率を目当てに、多くのお客様が当社へ暗号資産を預けています。この高い報酬率は、もっと広く認知していただきたいと思っています。

ーーどうしてBITPOINTはステーキング手数料無料でこのような高い報酬率を実現できるのでしょうか?

清水:高い報酬率は、ステーキングの報酬をお渡しする際に、当社が手数料を取ってないところが大きいです。他社は高い手数料を取っていますが、当社は手数料無料にすることで、お客様がより多くの報酬を受け取れるようにしています。また、運用面でも頑張っています。

ーー2023年4月、BITPOINTはSBIグループに入りました。グループに入る前と後で変わった点はありますか?

清水:働く環境についてはほとんど変わっていませんが、SBIグループに入ったことで、SBIと相互に情報を共有したり 、一緒に仕事を進めたりする機会が増えました。また、SBIグループに所属していることで、お客様に安心感を提供できる点も大きいと感じます。

ーー初心者向けのステーキングサービスがまだ広く認知されていないようです。どう認知を広げていますか?

津田:ステーキング自体がまだ注目され始めたばかりなので、広告や訴求活動を通じて認知度を上げる努力をしています。新しい通貨を扱う際にはプレスリリースを出したり、SNSで「ステーキングならBITPOINT」というキャッチコピーを使って情報を発信したりしています。

日本初の暗号資産にこだわる理由

ーーBITPOINTでは珍しい通貨を取り扱っている印象がありますが、通貨選定の狙いについて教えていただけますか?

清水:当社では、国内でまだ取引できない日本初の暗号資産を取り扱うことに力を入れています。例えば、エイダ(ADA)やトロン(TRX)を国内で初めて取り扱いました。時価総額が高いものから低いものまで、上場に値する将来性があると判断した銘柄を選定しています。

新規の暗号資産を取り扱うには労力がかかります。すでに国内で取り扱われている銘柄の上場は比較的容易ですが、ハードルの高い日本初の銘柄の上場についても積極的に取り組んでいます。

ーーその労力をかけてでも、日本初を目指すメリットは何ですか?

清水:日本ではまだ取り扱いされている暗号資産が少ないのが現状です。この銘柄を取り扱ってほしいなどの声も多くあり、日本初のコインを取り扱うことで、お客様に喜んでいただけると考えています。

当社は日本初で取り扱った際に、その認知度向上のため、キャンペーンも力を入れており、購入キャンペーンや、高年率の貸して増やすキャンペーンなどを行っていますので、ぜひそういった銘柄にも興味を持っていただければと思います。

ーー今後取り扱っていきたい通貨のジャンルについて教えてください。

津田:その時々のトレンドに左右されますが、お客様に価値を提供できる通貨を選定していきたいと思っています。例えば、当社はステーキングに力を入れていますので、ステーキングサービスが利用できる通貨というのが、選定ポイントの一つになることもあります。

好きなコイン、初心者におすすめの銘柄は?

ビットポイントインタビュー|インタビューに応じる清水様と津田様
(撮影=NET MONEY編集部)

ーーお二人が好きなコインや、初心者におすすめのコインについて教えてください。

津田:私が注目しているのはイーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)です。初心者の私は、比較的有名なコインを選んでいます。その中でもイーサリアムとソラナは時価総額が大きく、注目度も高いです。イーサリアムはETFとして承認されたことから、さらに注目を集めています。

その他では、ポルカドット(DOT)もステーキングの報酬率が高いので好きです。初心者の方には、ステーキングの利率を見ながらお選びいただいてもいいのかなという風に考えています。

▼ステーキング報酬(年率)の他社比較

ビットポイントのイーサリアム(ETH)のステーキング報酬 ビットポイントのソラナ(SOL)のステーキング報酬
(画像=BITPOINT公式サイト
※国内暗号資産交換業者公表値比較、2024年7月29日BITPOINT社調べ

清水:私もイーサリアムに注目しています。時価総額が高く、将来性を感じています。また、送金速度が速いソラナも良いと思います。イーサリアムとソラナはどちらも、ステーキングの対象通貨で、高い利率で報酬を受け取りながら暗号資産を増やせます。

BITPOINTではその他にもポルカドット(DOT)やコスモス(ATOM)など、ステーキング対象通貨含め多くの銘柄を取り扱っています。それ以外にもミームコインやGame-Fiなど様々な魅力をもった暗号資産を取り扱っていますので、投資家の皆様がご自身で良さそうなものを選んでいただければと思います。

▼ステーキング報酬(年率)の他社比較

ビットポイントのコスモス(ATOM)のステーキング報酬
(画像=BITPOINT公式サイト
※国内暗号資産交換業者公表値比較、2024年7月29日BITPOINT社調べ

ーー初心者はどれくらいの銘柄を持つのがよいと思いますか?

津田:初心者であれば、ステーキング銘柄に絞って1銘柄でもいいのではないでしょうか。

清水:私は複数の銘柄を持つのもいいと思います。その中のどれかが大きく伸びるかもしれませんし、銘柄を分散することで、価格変動リスクを抑えることもできると考えています。

2024年下半期の注目イベントは「米国大統領選挙」

ビットポイントインタビュー|インタビューに応じる清水様と津田様
(撮影=NET MONEY編集部)

ーーここ数年を振り返って、暗号資産業界の変化についてどう思われますか?

清水:暗号資産は2017年から大きく成長し、直近ではビットコインが1,100万円近くの最高値を付けるなどの推移をしています。日々、変動はありますが、以前より価格が安定してきたと感じています。また、株式市場などと同じレベルで認知度が上がり、信頼される投資対象になってきたと感じます。

ただし、まだ成長の余地は大いにあると思います。投資家を守るための国の法的整備やETFの承認による新しい資金流入などが進んでいるので、暗号資産のこれからの発展に期待しています。今後も面白い展開が待っているのではないでしょうか。

ビットコインの価格チャート(2017年から2024年まで)
(画像=CoinMarketCap|2017年から2024年までのビットコイン価格)

津田:願望としては、株式や投資信託のような他の投資商品と肩を並べる存在になってほしいですね。世界中で注目を浴びている技術ですので、暗号資産の市場が広がることを期待しています。

ーー2024年下半期の暗号資産に関して、注目しているイベントはありますか?

津田:上半期にはビットコインの4回目の半減期やビットコインETF、イーサリアムETFの承認といったイベントが続きました。下半期は米国の大統領選次第で状況が変わるかもしれません。大統領選の結果を受けて、さまざまなイベントが出てくる可能性はあると考えています。

清水:暗号資産業界はその時々で新しいニュースが出たり、ETF承認のような大きなイベントが発生したりします。そのため、予測は難しいです。たとえば、ある株式会社がビットコインを大量に購入することや、ビットコインが海外で法定通貨に採用されることもあります。こういったニュースが今後、さらに出てくるかもしれません。

ステーキングがおすすめ

ーーこれから暗号資産を始めようとしている初心者に対して、知っておいてほしいことを教えてください。

津田:僕が特に知ってほしいのは、ステーキングというサービスです。多くの人がこのサービスを知らないので、どこから始めていいかわからないと思います。まずはステーキングというサービスがあることを知っていただき、「保有している通貨が増えるなら始めてみよう」と思ってもらえれば嬉しいです。

清水:初心者の方に知っておいていただきたいことの一つとして、暗号資産は少額から買えるということがあります。「1ビットコインからしか買えない」と勘違いしている方もいらっしゃるかもしれませんが、1億分の1ビットコインといった単位もあるため、500円といった少額からでも買えます。

また、初心者の方にはぜひ当社のアプリを使ってみてほしいと思います。買う・売るというボタンで非常に簡単に取引できます。「暗号資産は簡単に始められる」ということを知っていただきたいと思います。

ビットポイントのスマートフォンアプリ画面
(画像=BITPOINTアプリ画面)

ーーステーキングはどんな人に特におすすめですか?

津田:ズボラで面倒くさがりな人ですね(笑)。ステーキングの最大のメリットは、ほったらかしていても保有する暗号資産が増えることです。暗号資産へ投資をしたいけれどトレーダーのようにチャートに張り付いていたくない人におすすめです。

ーー暗号資産に対して価格変動(ボラティリティ)が大きくリスクが高いと感じている人や、取引所はハッキングされる可能性があると不安に思うユーザーに対して、何かコメントはありますか?

清水:当社では、お客様の暗号資産をネットから切り離したコールドウォレットで100%保管しています。分別管理を徹底しているので、安心して取引していただけます。

津田:ボラティリティは確かにありますが、それを気にしすぎると投資は始められません。値動きが激しいと不安に感じてしまう場合は、ステーキング銘柄を買って、買ったことを忘れて放置しておくくらいが一番、精神的にも良いかもしれませんね。

ビットポイントインタビュー|ステーキングならビットポイント
(撮影=NET MONEY編集部)
清水 章充
株式会社ビットポイントジャパン サービス企画部長
2019年7月入社
システム企画部の副部長として、ビットポイントジャパンの取引サイト、アプリのサービス要件定義を実施。現在はサービス企画部長としてサービス要件定義およびマーケティングの管理に従事。
津田 雅文
株式会社ビットポイントジャパン サービス企画部副部長兼マーケティング室長
2023年9月入社
前職でのWebマーケティングの経験を活かし、現職でも広告、SNS、Web制作・運用、メルマガの作成、キャンペーン設計などWebマーケティング関わる幅広い業務に従事。Webマーケティングの分野で豊富な経験を積んでおり、主にデジタル領域の戦略を展開。

提供:NET MONEY(ネットマネー)