外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年10月23日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼22日(火)の為替相場
(1):IMF 世界経済の成長見通しを下方修正
(2):ECB総裁 利下げ継続の姿勢を強調
(3):ドル/円 約3カ月ぶり高値まで上伸

▼22日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:欧米市場で高値更新を目指す可能性/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

22日(火)の為替相場

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期間:22日(火)午前6時10分~23日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):IMF 世界経済の成長見通しを下方修正

国際通貨基金(IMF)は世界経済見通し(WEO)を発表。2025年の世界経済の成長率予測を3.3%から3.2%に下方修正し、戦争や貿易保護主義などによるリスクが高まっていると指摘した。国・地域別では日本の成長率予測を1.0%から1.1%に引き上げた一方、ユーロ圏は1.5%から1.2%へと下方修正。英国と中国はそれぞれ1.5%、4.5%に据え置いた。

(2):ECB総裁 利下げ継続の姿勢を強調

欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は、ディスインフレ(物価の鈍化)は順調に進んでいるとの認識を示した上で「金利が向かっている方向は明らかだ」と述べて利下げ継続の姿勢を強調。ただ、利下げのペースについては「今後決定する」と述べて明言しなかった。

(3):ドル/円 約3カ月ぶり高値まで上伸

米10年債利回りが約3カ月ぶりに4.21%台へと上昇する中、ドル買い・円売りが優勢となり7月31日以来の高値となる151.19円前後まで上伸。米経済が堅調で連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが鈍るとの観測や、米大統領選でトランプ氏が勝利すればインフレが再燃するとの思惑から米国債売り(金利上昇)が続いた。

22日(火)の株・債券・商品市場

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