カシオ計算機は、腕ではなく指に着用するリング型の時計を12月に発売する。カシオウォッチの50周年を記念した初のリング型ウォッチで、ディテールまで腕時計のデザインにこだわり、バンド穴まで再現されている。
リング型時計は時刻の確認はもちろん、カレンダーやデュアルタイム、ストップウォッチの機能も搭載されている。さらに、設定した時刻になるとライトが点灯するフラッシングライト機能も搭載されている。フルメタルの造形美がカシオウォッチらしさを表現しており、スタイリッシュなデザインに仕上がっている。
指輪型のアイテムとしては、カシオの前身である樫尾製作所が開発した指輪パイプがある。仕事をしながらでもタバコを吸えるように考えられたもので、指輪の上についているパイプにタバコを刺すことで、根元までタバコを吸うことができる画期的なアイテムだった。
これまで「セイコー(SEIKO)」や「シチズン(CITIZEN)」がリング型の時計を発売したが、カシオ計算機としては今回が初めてとなる。リングサイズは、内径20mm、指周り62.8mmの22号。19mmの19号用と内径18mmの16号用のサイズ調整用スペーサーが同梱されている。価格は19,800円。
スマートリングなども徐々に広がりを見せており、指先を装うアイテムは今後も続々と登場するに違いない。