ドル円、上値の壁。大幅な円高は想定せず【外為マーケットビュー】

動画配信期間:公開日から2週間

目次

00:00 相場の振り返り
06:04 足元の注目材料
09:51 日本・円の動向
12:16 米国・ドルの動向
14:03 欧州・ユーロの動向
14:32 英国・ポンドの動向
15:59 オセアニア通貨の動向
19:29 高金利通貨の動向

動画の要約・まとめ

為替市場の現状:
- 円は12通貨中9位で、他通貨との差は10%程度の範囲内
- 為替市場の状況から、G7やG20での介入議論の必要性は低い
- 年末に向けて円高傾向になりやすいが、限定的と予想


日本経済の課題:
- 賃上げと競争力のジレンマ:
- 賃上げは望ましいが、輸出競争力の低下につながる
- 南アフリカやメキシコなど競合国との賃金格差が課題
- 円高のリスク:
- 7月の為替介入で悪影響(GPIFの運用利回り低下、成長率低下)
- 企業業績への影響大


グローバル経済の動向:
1. 米国:
- GDPは3.3%と堅調
- FRBの利下げ見通しは0.25%が有力
2. 欧州:
- ECBは0.25%の利下げ予想
- 経済指標は全体的に弱い
3. 新興国:
- 中国:景気刺激策を強化、長期金利は1.9%から1.8%台に低下
- メキシコ:対米貿易で最大のパートナーに
- 南アフリカ:中国の景気刺激策に反応して通貨高


結論:
世界的に金融緩和の方向性が強まっているが、日本は為替安定と経済成長のバランスが課題。特に賃上げと国際競争力の両立が重要な政策課題となっている。トランプ次期政権の関税政策や中国の景気対策の影響を注視する必要がある。

日経平均の伸び悩み!中東情勢と原油・金相場の行方は【CFD】12月11日(水)野村雅道 #外為ドキッ

目次

00:00 日経平均の動向
02:30 米国株の動向
03:04 金・原油の動向

野村雅道
野村雅道氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。

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