ドル円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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本日のひとこと
あらためて米12月雇用統計を振り返ると、非農業部門雇用者数は市場予想の16.5万人増を軽々と超えて前月比25.6万人増。失業率は横ばいの4.2%予想に対して4.1%に低下しました。なお、この雇用統計を受けて市場の利下げ見通しが大きく修正されています。
米金利先物は、雇用統計の発表前には今年1年間で1.7回(合計42.9bp)の利下げを見込んでいましたが、発表後は1.1回(合計26.7bp)へと修正されました。また、ブルームバーグによると、米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)は公式予測を年内2回の利下げから「年内利下げなし」に変更。次の一手が「利上げになるリスクあり」としたそうです。
これに耐えられなかったのが米国株で、10日のダウは700ドル安、S&P500とナスダックも1.5%安を超えて売られしました。ドル/円は半年ぶり高値を更新しましたが、株安を受けたクロス円の下落が効いて結局は157円台へ反落。
こうした市場の反応を見ると、まだ米12月雇用統計を消化しきれていない可能性が高そうです。週明けのきょうも金利、株、為替の各市場は振れ幅が大きくなりやすいでしょう。
注目の経済指標
<国内>
なし(成人の日の祝日)
<海外>
06:45 11月NZ住宅建設許可件数
—– 12月中国貿易収支
12:15 レーンECB専務理事/レーン・フィンランド中銀総裁、講演
16:00 11月トルコ経常収支
28:00 12月米月次財政収支
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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