ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:方向感を模索する動き

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%安。米連邦公開市場委員会(FOMC)も155円台を中心とする値動きが続き、方向感が出なかった。FOMCでは政策金利を市場予想通りに4.25-4.50%に据え置き。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「政策スタンスの調整を急ぐ必要はない」との見解を示した。
本日は米10-12月期国内総生産(GDP)・速報値が発表される。市場予想(前期比年率+2.6%)以上に米経済が強いようであれば、FRBの利下げ開始時期の後ずれ観測につながりそうだ。また、トランプ米大統領が検討しているメキシコやカナダ、中国への関税賦課開始日(2月1日)が迫っている。メキシコのシェインバウム大統領は「それ(25%の関税賦課)が起こるとは予想していない」と語っており、土壇場でトランプ大統領の計画が修正される可能性もあるため、引き続き関税関連のヘッドラインには注意が必要だろう。ドル/円は154円台に差し掛かると買い意欲に支えられる一方で、156円付近では上値が抑えられやすい状態となっている。本日も155円台を中心に方向感を模索する動きとなりそうだ。

注目の経済指標:ECB政策金利

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注目のイベント:ECB総裁発言

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中村 勉(なかむら・つとむ)
中村 勉(なかむら・つとむ)
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。

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