動画配信期間:公開日から2週間
動画の内容をギュッと要約
トルコリラ:
最近の動向
イスタンブール市長(イマモール氏)逮捕による政治危機で、リラは一時的に4%下落したが、現在は2.95%の下げまで回復している
トルコ中央銀行と財務省が迅速に為替介入を実施し、暴落を防止
今週は円と比較すると相対的に強く、円が「最弱通貨」となる中でリラはやや持ち直している
金利状況
政治危機前は26%だった金利が一時30%まで上昇し、現在は29%程度で推移
高金利政策を維持しているが、政治リスクによる上昇圧力が続いている
背景にある政治リスク
エルドアン大統領と政権与党による野党勢力への圧力が強まっている
人気のあるイモール市長を大統領選から排除する動きが通貨不安の原因に
デモ参加者の拘束など強権的な対応が投資家心理に影響
市場対応
株式市場では空売り禁止令や自社株買い容認など、市場安定化措置を実施
リラは介入により急落を免れているが、株価の回復は遅れている
政治的緊張が続く限り、リラへの下押し圧力は継続する可能性
今後の見通し
短期的には中央銀行の介入により極端な暴落は回避されている
しかし、デモの激化や政治的抑圧の強化があれば再び下落リスクが高まる
現地情報源(X・ツイッター等)では政府・野党双方の発言が即時に伝わり、市場の反応も速くなっている
大統領選をめぐる政治的な緊張状態が続く限り、リラは不安定な状況が継続すると予想される
メキシコペソ:
トランプ関税の適用は2月→3月→4月と延期
経済指標は弱いが、小売が9ヶ月ぶりに増加という明るい材料も
インフレは3%程度で落ち着いており、今週の金融政策決定会合で0.25%の利下げ予想
株価は7%近い上昇率を示し、ペソもドルより強い
南アフリカランド:
パレスチナ支援・イスラエル批判でアメリカとの関係に懸念
経済指標は普通、インフレも落ち着きつつある
政策金利は据え置き(6人中4人が据え置き、2人が0.25%引き下げを主張)
電力問題(停電)が企業活動に影響


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