動画配信期間:公開日から2週間
動画の内容をギュッと要約
トランプ大統領就任100日
トランプ大統領はミシガン州で演説を行い、自分を「史上最高の大統領」と称し、インフレは収まり、アメリカの黄金時代が来ると主張している
実際には支持率は史上最低の100日間の支持率となっている
トランプ大統領はパウエルFRB議長に利下げを行うよう圧力をかけているが、5月7日のFOMCでは92%の確率で据え置かれる見込み
米国経済状況
米国の経済指標が悪化している(コンファレンスボードの消費者信頼感指数悪化、求人件数減少)
景気悪化により金利下落・物価下落が続いている
第1四半期GDPは0.4%程度の増加見込みだが、アトランタ連銀の予測ではマイナス2.4%
貿易赤字は1630億ドルと膨大な数字になっている(プラザ合意時の200億ドルの約8倍)
関税政策について
当初2月から実施予定だった関税引き上げが7月に延期される見込み
アメリカの自動車部品関税の軽減話が出てきて株価上昇
G20では声明が出なかったが、IMFのファイナンシャルコミッティでは声明が出され、アメリカの関税引き上げで世界経済が不確実になっていることを指摘
中国は強烈にアメリカを批判し、「決して膝をまずかない」と主張
Amazonが商品明細に関税を表示しようとしたことに対してトランプ大統領が反対
日本円相場と貿易
円は今年の4カ月中3回、最強通貨となっている(月間MVP通貨)
原油価格が下がると日本の貿易赤字が縮小し、円高要因になる
2月、3月は貿易黒字が続き、4月上旬は赤字になったが前年同月比では赤字縮小
歴史的に原油価格が50ドルを割ると日本の貿易収支は黒字になる(現在約60ドル)
その他の通貨情報
ドルは全体的に弱い傾向
通貨のトップグループは円、スイス、ユーロ
第2グループはポンド、ニュージーランドドル、メキシコペソ
第3グループは豪ドル、カナダドル
豪ドルは米中関税戦争で中国景気が弱くなると輸出減少懸念があるが、財政規律は厳しく格付けはAAAを維持
結論
アメリカの関税政策は徐々に緩和の方向に向かっている可能性がある
円相場は簡単には円安にならない相場が続き、夏に円高になる可能性がある
米中関係はこれからも改善が難しく、関税交渉には相当時間がかかる見込み
世界経済は貿易摩擦の影響で不確実性が高まっている

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