この記事は2025年5月20日に「CAR and DRIVER」で公開された「ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート」を一部編集し、転載したものです。


ランドローバーが2026年モデルのディスカバリーの予約受注を開始。2026年モデルの限定グレードとして「GEMINI」を設定。特別仕様車「TEMPEST CURATED FOR JAPAN」も20台限定で発売

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年5月19日、フルサイズSUVのランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ランドローバー・ディスカバリーGEMINI D350 価格:1138万円 全長4985×全幅2000×全高1895mm ホイールベース2925mm 車重2470kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.3km/リットル 2026年モデルの限定グレード。写真のボディカラーはディスカバリー初採用のセドナレッド

車種展開は以下の通り。

■3.0L直列6気筒INGENIUMディーゼルターボエンジン(MHEV)搭載車

S D350:998万円

GEMINI D350:1138万円

DYNAMIC HSE D350:1157万円

METROPOLITAN EDITION D350:1277万円

特別仕様車TEMPEST CURATED FOR JAPAN:1330万円(販売台数20台)

ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ランドローバー・ディスカバリーMETROPOLITAN EDITION D350 価格:1277万円 全長4985×全幅2000×全高1895mm ホイールベース2925mm 車重2470kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.3km/リットル 写真のボディカラーはランタオブロンズ
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ランドローバー・ディスカバリーDYNAMIC HSE D350 価格:1157万円 全長4985×全幅2000×全高1895mm ホイールベース2925mm 車重2470kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.3km/リットル 写真のボディカラーはアイガーグレイ
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ランドローバー・ディスカバリーS D350 価格:998万円 全長4985×全幅2000×全高1895mm ホイールベース2925mm 車重2470kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.3km/リットル 写真のボディカラーはフジホワイト

2026年モデルのディスカバリーは、2026年モデル限定グレードとして「GEMINI(ジェミナイ)」をラインアップするとともに、特別仕様車「TEMPEST CURATED FOR JAPAN(テンペスト)」を20台限定でリリースしたことが特徴である。

ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ランドローバー・ディスカバリーTEMPEST CURATED FOR JAPAN 価格:1330万円 全長4985×全幅2000×全高1895mm ホイールベース2925mm 車重2490kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.3km/リットル 販売台数は20台限定。ボディカラーはカルパチアングレイ

まず、JLR(ジャガー・ランドローバー)が1989年に発表した初代ディスカバリーに搭載したTDiディーゼルエンジンのコードネーム“PROJECT GEMINI”に由来するグレード名を冠した「GEMINI」は、ボディカラーとしてディスカバリーでは初となるセドナレッドを設定したほか、ナルヴィックグロスブラックのコントラストルーフ/フロント&リアバンパー/ドアクラッディング/フロントクローズ/フェンダーベントインサートや、アトラス&ナルヴィックグロスブラックのフロントグリル&フレーム、アトラスのボンネット&テールゲートレターリングなどを専用装備。足もとには21インチ“スタイル7001”アロイホイール(グロスライトシルバーおよびダイヤモンドターンドフィニッシュ)を組み込む。さらに、ドアピラーバッジやトレッドプレート、インテリアフィニッシャーにはグリルの形状を彷彿とさせる六角形を組み合わせたGEMINI専用グラフィックを配備。パドルランプにもGEMINI専用グラフィックを採用した。

ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ディスカバリーGEMINI D350の“GEMINI”という名称は初代ディスカバリーに搭載したTDiディーゼルエンジンのコードネーム“PROJECT GEMINI”に由来する
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ナルヴィックグロスブラックのコントラストルーフを採用
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲アトラス&ナルヴィックグロスブラックのフロントグリル&フレームを装備
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ナルヴィックグロスブラックのフェンダーベントインサートを配備
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲足もとには21インチ“スタイル7001”アロイホイール(グロスライトシルバーおよびダイヤモンドターンドフィニッシュ)を装着
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ドアピラーバッジやトレッドプレート、インテリアフィニッシャーにはグリルの形状を彷彿とさせる六角形を組み合わせたGEMINI専用グラフィックを配備
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲パドルランプにもGEMINI専用グラフィックを採用
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲内装にはライトオイスター/エボニーインテリア(デュオレザー&ライトオイスターヘッドライニング)を設定。日本導入モデルのハンドル位置は右

一方、歴代のディスカバリーのなかでも高い人気を誇る第2世代のコードネーム “PROJECT TEMPEST”に由来するネーミングを付けた特別仕様車の「TEMPEST CURATED FOR JAPAN」は、既存のMETROPOLITAN EDITION D350をベースに、カルパチアングレイ(プレミアムメタリック)のボディカラーと、ディスカバリーでは初となるマットプロテクティブフィルムを採用。また、これもディスカバリーでは初となるアクセントカラーのペトラカッパーを纏ったコントラストルーフやフロント&リアトウアイカバー、フェンダーベントインサート、ボンネット&テールゲートレターリングを組み合わせる。さらに、グラファイトアトラス&ナルヴィックグロスブラックのフロントグリル&フレームや、ナルヴィックグロスブラックのフロント&リアバンパー/ドアクラッディング/フロントクローズ、22インチ“スタイル5124”アロイホイール(グロスブラック&カッパーティンテッドラッカーおよびダイヤモンドターンドフィニッシュ)を特別装備。ドアピラーバッジやトレッドプレート、インテリアフィニッシャー、パドルランプにはTEMPEST専用グラフィックを配した。

内装については、エボニーインテリア(エクステンデッドウィンザーレザー)にシャドーアルミニウムのトリムフィニッシャーを配備して、シックかつ上質なキャビン空間を演出。機能性を高めるWi-Fi接続(データプラン付)やコールドクライメートパック、ディプロイアブルサイドステップなども装備している。

ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ディスカバリーTEMPEST CURATED FOR JAPANの“TEMPEST”という名称は歴代のディスカバリーのなかでも高い人気を誇る第2世代のコードネーム“PROJECT TEMPEST”に由来する
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ペトラカッパーのコントラストルーフを採用
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲グラファイトアトラス&ナルヴィックグロスブラックのフロントグリル&フレームを装備
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲フェンダーベントインサートもペトラカッパーで彩る
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲足もとには22インチ“スタイル5124”アロイホイール(グロスブラック&カッパーティンテッドラッカーおよびダイヤモンドターンドフィニッシュ)を組み込む
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲ドアピラーバッジやトレッドプレート、インテリアフィニッシャーにはTEMPEST専用グラフィックを採用
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲パドルランプにもTEMPEST専用グラフィックを写し出す
ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲エボニーインテリア(エクステンデッドウィンザーレザー)にシャドーアルミニウムのトリムフィニッシャーを配備。日本導入モデルのハンドル位置は右

パワートレインについては基本的に従来を踏襲し、全モデルに“INGENIUM”2993cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力350ps/最大トルク700Nm)+ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BiSG)+リチウムイオン電池+副変速機付8速オートマチックで構成する48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載している。

ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルの日本における予約受注がスタート
▲パワートレインは全モデルに“INGENIUM”2993cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(350ps/700Nm)+BiSG+リチウムイオン電池+副変速機付8速ATで構成する48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載
Writer:大貫直次郎


(提供:CAR and DRIVER