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動画の内容をギュッと要約
最近、ドル円相場は一見すると日銀の政策修正への期待による「健全な円高」に見えますが、実はアメリカ発の不安材料が背景にあるリスク回避的な動きかもしれません。
主な懸念は以下の通りです:
米国の景気減速懸念(テスラのリストラ、失業率上昇)
米銀の格下げ観測
米中関係悪化による関税強化の可能性
これらが複合的に作用し、ドルが売られ相対的に円が買われている構図です。つまり、「日本買い」ではなく「ドル売り」が主因の円高です。
今後のドル円は、日米の金利差や政策動向だけでなく、世界経済への警戒感の強まりにも左右されそうです。
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

野村雅道氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。
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