FX「6/26政策金利決定。景気低迷、インフレ上昇。ペソは月間首位」メキシコペソ見通し

テクニカル分析

ボリバン上位で小動き、月間首位

　日足、ボリバン2σ上限越えから小反落。6月13日-19日の上昇ラインがサポート。6月17日-19日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向く。
　週足、ボリバン2σ上限。5月5日週-6月2日週の上昇ラインがサポート。1月20日週-6月9日週の下降ラインを上抜く。5週線が20週線を上抜く。
月足、4月は下ヒゲ出し5月以降は2σ下限から反発。4月-5月の上昇ラインがサポート。12月-1月の下降ラインが上値抵抗。5か月線下向き、20か月線下向き。　
　年足、2024年は4年振り対円で年足が陰線。今年は5月以降円と大接戦。現在はかろうじてペソが円を上回る。23年-24年の上昇ラインを下抜く。21年-22年の上昇ラインがサポート。

(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

債務、USMCAは

（債務）
メキシコの公的債務はGDPの約50.8％にまで増加し、近年で最高水準に達している。利払いがプログラムや企業支援への政府支出を抑制している。この財政的圧力は、メキシコが経済課題に対処する能力を制限している。

（USMCA）
米国とカナダの主要貿易相手国であるメキシコの景気減速は、北米のサプライチェーンと商品価格に影響を及ぼしている。メキシコ企業は現在、価格引き上げ、人員削減、あるいは関税の影響を相殺するための新たな市場開拓という、厳しい選択に直面している。